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福島大学トップ > 学類・大学院(大学院 - 人間発達文化研究科)
  学類(人間発達文化学類/行政政策学類/経済経営学類/共生システム理工学類/夜間主(現代教養)コース
  大学院人間発達文化研究科/地域政策科学研究科/経済学研究科/共生システム理工学研究科

◆人間発達文化研究科

目的

 福島大学人間発達文化学類(平成17年4月設置)は、人間の発達とその基盤となる文化の二つの視点から広く教育研究を行い、学校及び地域で活躍することのできる「人間発達支援者」の養成を目指しています。ここでは「教育」を、学校に固有の特別な機能としてではなく、社会全体に広がる人間の生涯にわたる発達と文化との複雑な関係と捉えています。人間発達文化研究科(平成21年4月設置)は、地域の抱える課題を克服し、次世代を切り開いていくために、学類の教育理念をさらに発展させ、今日必要とされる高度な知識・技術をもって人材育成を図る「人材育成のエキスパート」を養成します。「エキスパート」とは、「経験を通して得た知識を持つ熟練者」を意味します。教職実践専攻(教職大学院)では、学校を支える<教員のミドル・リーダー>を、地域文化創造専攻では、<地域支援エキスパート>を、学校臨床心理専攻では、<発達支援エキスパート>を養成します。 人間個体の発達や集団的な展開、地域生活と文化を学際的に結びつけ、一体的に研究していくことは、今日の教育や地域を発展させていく上で重要な課題です。

研究科長あいさつ

人間発達文化研究科長 千葉養伍 教授

 人間発達文化研究科では、「教育」をいわゆる学校教育だけではなく、社会全体において生涯にわたり継続する発達の過程ととらえており、この広い意味での教育のエキスパートを養成します。平成29年4月には、教職大学院の機能を果たす教職実践専攻が発足して、あらたに学校におけるミドル・リーダーの養成にも取り組んでいます。  
 本研究科では、大学での4年間の学びをさらに深めたいと考えている学生や、社会での職業経験を積んだ教員を始めとする社会人が、より高度な専門的知識・技能と実践力の修得をめざして、それぞれの修了研究に取り組んでいます。  
 幅広い研究領域を備えた本研究科で、大学院生の皆さんが、専攻や分野、立場や年齢の違いを超えて、活発に交流を深めながら、多様な価値観に触れるとともに、教員も含め、研究に携わる者同士として共感し合い、認め合いながらそれぞれの研究を深めていくことを期待しています。

アドミッションポリシー

人間発達文化研究科では、人間や地域や文化の抱える課題を自覚し、次世代を育てようとする意欲をもち、修了までに次の3つの力を身につけ、「人材育成のエキスパート」(経験を通して得た知識や技能を駆使できる熟達者)となることを希望する学生あるいは社会人を求めています。

  • 人間や地域や文化に対する問題意識を持ち、高度専門職業人にふさわしい知識と技能の修得(専門探究力)を望む学生あるいは社会人。
  • 課題を解決するために必要な組織や人材を活かしながら、修得した知識や技能を学校や地域 で積極的に生かそうとする能力の修得(コーディネート力)を望む学生あるいは社会人。
  • 人間や社会の発達における文化の役割を理解し、次世代を育成しようとする能力の修得(人材育成力)を望む学生あるいは社会人。
  • 人間発達文化研究科には、教職実践専攻、地域文化創造専攻、学校臨床心理専攻の3つの専攻があります。各専攻が求める学生像は、次の通りです。

    教職教育専攻

    地域の教育課題について理解を深め幅広い視野を備えるとともに、授業力、マネジメント力など高い実践力を身につけ、常に学び続け、教育課程の改善や学校改革をけん引する<教員のミドル・リーダー>をめざす学生または社会人。

    地域文化創造専攻

    諸文化を構成する学問分野における研究力・実践力を修得するとともに、地域支援に必要なコーディネート力及び人材育成力を合わせ持つ<地域支援エキスパート>をめざす学生または社会人。

    学校臨床心理専攻

    臨床心理学及び学校福祉の臨床的な実践研究に基づき、様々な課題を抱える子ども・青年や家族・学校に対応する効果的な指導・援助・支援を行う<発達支援エキスパート>をめざす学生または社会人。

    概要

    人間発達文化研究科は、「教職実践専攻(教職大学院)」、 「地域文化創造専攻」、「学校臨床心理専攻」の3専攻から成り立っており、各専攻には、それぞれの教育の目的・内容・方法等を研究する領域・分野 を設け、研究科全体としては、以下のような特徴を持っています。

    1. 人材育成を主眼としたカリキュラム構造
    2. 高度専門職業人を養成するために、「課題研究」および 「専門演習」を軸とした「専門探究力」に加え、「コーディネート力」や「人材育成力」を育むための「専攻共通科目」、「領域共通科目」などの科目を配置します。また、必要に応じて「実践研究」を修了研究に結びつけることができます。

    3. 大学院学生相互の研究交流を重視した授業科目の配置
    4. 今日、高度専門職業人に必要とされる「省察的実践力」(自他の実践を省察することによって得られる実践力)を身につけるための機会を授業として位置づけ、学生の研究交流による「実践コミュニティ」の形成をめざし「領域共通科目(領域コミュニティ)」を各領域に配しています。

    5. 少人数のゼミナール形式による授業
    6. 共通科目以外はすべてが少人数による授業であり、その多くは教員と学生,学生相互のディスカッションを含むものです。演習科目もほぼ半数を占め、個々の学生の興味や関心に沿った授業展開が可能です。

    7. 複数指導教員による多面的指導
    8. 修了研究の審査だけでなく、主指導教員と副指導教員の複数指導体制で研究を進めます。両者は学生の研究テーマに即したより有効な研究方法や指導方法について話し合い、研究のまとめまでを一貫して進めていきます。

    9. 現職のまま学べる多様な履修形態
    10. 学校臨床心理専攻では、現職に就いたまま学ぶことができるよう、昼夜開講制やサテライト教室でのテレビ会議システムを利用した授業を導入し、また、長期履修制度による3年以上の長期履修に対応しています。

    教職教育専攻(教職大学院)

    「マネジメント経験を積みながら省察する実践力」「高度な授業力」「アクティブな理論的探究力」「新たな教職への自覚と強い責任感」を持ち、理想とする教員像と自らの役割を常に問い続け、教育課程を含む学校のマネジメント経験を積みながら教師力を向上させていく<教員のミドル・リーダー>の養成を目指します。

    • ミドル・リーダー養成コース
    •  教職経験10年程度以上の現職教員を対象とし、自らの教育実践力(授業力、生徒指導力など)をもとに、学級経営から学年経営・学校経営へと学校課題を視野に入れつつ、それらの課題を解決する力を養成します。

    • 教育実践高度化コース
    • 学校を1校ないし2校程度以上経験した現職教員を対象とし、自らの教育実践力(授業力や生徒指導力など)を改善し、教師力を向上させ、「次のミドル・リーダー」を養成します。また、学部新卒学生を対象とし、年間を通じた学校経験を重ねながら、多様な現職教員と交流することを通じて、教育実践の課題を総体として理解し、学校教員としての自覚をもった「将来のミドル・リーダー」を養成します。

    • 特別支援教育高度化コース
    • 現職教員及び学部新卒学生を対象とし、障害の重度化、重複化、多様化に対応でき、特別支援学校のマネジメント力または高度な実践力を身につけた特別支援学校教員を養成します。

    地域文化創造専攻

    諸文化を構成する専門的学問分野における研究・実践力を形成するとともに、地域支援に必要なコーディネート力及び人材育成力をあわせもつ〈地域支援エキスパート〉の養成を目指します。加えて、学校教育の教科内容と教科教育法を中心とした研究を行い、教員としての指導力の向上に結びつけます。

    • 人間発達支援領域
    • 発達科学や心理学、障害、幼児教育・保育に関する高い専門性と研究力を身につけ、現代的な問題を解決できる人材、教育や保育の現場などで実践をリードできる人材を育成します。

    • 日英言語文化領域
    • 言語研究・文学研究を通じて人間や社会に対する深い洞察力を身につけ、文化の橋渡し役として、文化の継承・伝達・創造に寄与する能力を身につけた人材を育成します。

    • 地域生活文化領域
    • 社会科学と生活科学全般をつなぎ合わせ、現代の社会の実態を把握するための研究方法を身につけ、現代社会が生み出す複合的問題の解決を目指す能力を身につけます。

    • 数理科学領域
    • 数理諸科学の研究を通して、自然や社会の事象を数理的・論理的・整合的に認識するための教育・研究を行い、社会や企業などの組織で十分に応用できる人材の育成を行います。

    • スポーツ健康科学領域
    • 現代におけるスポーツ・体育・健康の諸問題を科学的認識に基づいて解決し、スポーツ文化の発展や、人々の健康的なライフスタイル確立に貢献できる高度な職業人を育成します。

    • 芸術文化領域
    • 音楽や美術表現の専門的なスキルの獲得及び表現の理論を基礎におき、表現活動を通して地域再生、活性化に結びつけることのできる人材を育成します。

    学校臨床心理専攻

    臨床心理学及び学校福祉の臨床的な実践研究に基づき、様々な課題を抱える子ども・青年やその家族に対応する効果的な指導・援助・支援を行う〈発達支援エキスパート〉の養成を目指します。

    • 臨床心理領域
    • 円滑に学校生活を送ることを目指す教育臨床と、子どもの発達に関わる発達臨床、精神障害を対象とした病院臨床、非行問題等の心理臨床などのアプローチを行います。

    • 学校福祉臨床領域
    • 子どもの生活指導、教育相談、学級経営、学校保健・健康教育などの教育福祉を対象とした実践研究、及び教育実践のための授業臨床や学級指導などの実践的研究を行います。

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