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福島大学

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経済経営学類

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経済経営学類長

井上 健
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経済経営学類の歩みを簡単に振り返ると、まず現在の国立大学法人につながる新制福島大学が設置された第二次世界大戦後の1949年5月31日に遡ります。さらに、その創設母体の一つである福島経済専門学校(大学設置時に経済学部)は、福島高等商業学校(福島高商)をその前身としています。福島高商の入学式は1922年(大正11年)4月21日に挙行され、この日が開校記念日とされました。同時に、東北6県で唯一の高等商業学校(第七高商)がその産声をあげる日となりました。その流れを汲む本学類は、福島高商創立から100年以上の歴史を有する教育機関ということになります。

入学後、教養科目を学びながら、経済学、経営学、会計学、外国文化等の領域の基礎となる内容を学びます。その過程を通じて、専門性を深めたい領域を見定め、2年の前期が終了するまでに「経済学コース」あるいは「経営学コース」のいずれかを選択することになります。2コースのもとに「経済理論モデル」「グローバル経済モデル」「地域経営モデル」「会計ファイナンスモデル」という履修モデルがあります。これらの履修モデルを参考にしながら、経済学・経営学に関する基礎的科目から、各モデルに対応する高度かつ応用的な専門科目まで、体系的に学んでいきます。 また、経済経営学類では、学生に卒業までに身につけてほしい知識、 能力として「経済学と経営学の専門知識」「エビデンスにもとづいて論理的に思考する力」「フィールドを通じて社会の課題に主体的に取り組む力」「グローバルに思考し実践に進む力」「キャリアを見据え自立し協働する力」を掲げています。とくにグローバル教育を大切にしてきた経済経営学類では、2つのコースを横断する形で設定されているグローバル・エキスパート・プログラムを提供しており、異なる文化的背景をもつ人々の中で他者に共感しつつ、自らの周りの諸課題を地球規模で考える人材の育成が展開されています。

教育課程には、新入生が所属するスタートアップセミナーから問題探求セミナーI・II、第4セメスターから卒業まで所属することになる専門演習・卒業論文指導など、20人程度の少人数で学ぶ場が語学系・実習系の科目を含めて多数用意されています。演習担当教員は「アドバイザー教員」となって、学習面だけではなく、きめ細かい指導・助言を行う役割も担っています。

以上のように経済経営学類では、学生が卒業後に進むそれぞれの分野で活躍できるよう、充実したメニューと指導体制を準備しています。在学中の様々な経験を通じて視野を広げるとともに、学類での学びを通じて確かな専門性を有する人材へ巣立ってくれることを願っています。

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