福島大学は、福島県内での唯一の国立大学であり、既存の人文社会系に加え、平成16年に自然系学域を創設し、総合大学へと発展しました。第2期中期目標期間においては、本学の伝統を引き継ぎながら新たな展開を図り、地域社会に存在感と信頼感ある学術文化拠点としてさらなる発展を目指します。
以下の目標を掲げ、「教育重視の人材育成大学」としての使命を果たします。
文・理の幅広い教養・豊かな創造力・世界的視野を合わせ持ち、地域に貢献できる人材を育成します。
本学の教育目的を明確し、学修者の質が保証できる体系的な教育を実践します。
初年次における教育、少人数教育、学際的・文理融合的教育、地域社会の現実に触れる教育などの充実を通して、学生の主体的な学びを推進し、個々の学生の能力・意欲を一層向上させる教育活動を展開します。また、大学院教育及び社会人教育の充実を図ります。
本学独自の支援策による経済的支援や、本学の特色あるキャリア教育と連携した就職支援を含め、学生の学習・研究及び生活の実態に対応したきめ細かな支援を効果的に行います。
基盤的研究、本学の特色を生かした学際的プロジェクト研究及び地域社会の諸課題のための研究を推進するとともに、研究成果を社会に還元します。
地域社会の発展のために、産官民学連携による各種事業を積極的に実施するとともに、社会のニーズに対応した多様な学習機会を提供し、生涯学習活動を支援します。
国公私の設置形態にとらわれず広く他の高等教育機関等と連携し、地域における高等教育の機会の充実と内容の充実を図ります。
国際化を大学の目標として明確に位置付け、国際化に対応した教育研究活動の多様な展開を推進します。
附属学校園の特色を生かしながら、学内外の組織的連携の強化を図るとともに、地域との連携・地域への貢献を重視した教育研究活動を推進します。
教育研究の質の向上や社会連携・社会貢献及び国際化等の推進に向けて様々な体制や環境を整備し、業務運営の改善や効率化を進めます。