メニューを飛ばして本文へ

福島大学

Menu

研究・地域連携公開フォーラム(令和6年11月16日)

令和6年11月16日(土)福島県郡山市(ホテルハマツ)において、「福島大学研究・地域連携公開フォーラム」を開催しました。「研究・地域連携公開フォーラム」は、平成26年度から「研究・地域連携成果報告会」の名称で毎年実施しており、過去2年は新型コロナウイルス感染症の流行等の影響により休止したため、令和6年度は3年ぶり通算11回目の開催となりました。

今回のフォーラムは、「持続可能でレジリエントな社会の創造を目指して」をサブテーマに、本学が取り組んできた研究活動や地域連携活動の成果について、産業界、自治体、学校関係者や市民の皆様へ発信するとともに、相互の意見交換の場を設け、地域イノベーション創出の一層の推進を目的として実施しています。当日は、企業、自治体関係者や一般市民など135名もの方々にご来場いただきました。

開催に先立ち、三浦浩喜 学長から挨拶があり、併せて「福島大学グランドデザイン2040」について説明を行い、その後、二部構成でフォーラムを実施しました。

第一部

第一部 水素エネルギー総合研究所設置記念講演会では、山梨大学水素・燃料電池ナノ材料研究センターの 飯山明裕 センター長を講師に迎え「水素・燃料電池の新産業創出に向けた山梨大学の取り組みと福島大学との協働の期待」と題した基調講演が行われました。

続いて、福島県商工労働部次世代産業課の 加島 優 課長と、本学共生システム理工学類附属水素エネルギー総合研究所の 宗像鉄雄 所長を講師にそれぞれ講演が行われました。

第一部の講演テーマは、次のとおりです。


基調講演 「水素・燃料電池の新産業創出に向けた山梨大学の取り組みと福島大学との協働の期待」

      山梨大学水素・燃料電池ナノ材料研究センター長 飯山明裕 氏

講  演 「福島県における水素社会実現に向けた取組」

      福島県商工労働部次世代産業課長 加島優 氏

講  演 「福島大学共生システム理工学類附属水素エネルギー総合研究所(Hydrogen Energy Research Institute)の概要について」

      共生システム理工学類附属水素エネルギー総合研究所 宗像鉄雄 所長

挨拶 三浦 浩喜 学長

基調講演 飯山 明裕 山梨大学水素・燃料電池ナノ材料研究センター長

講演 加島 優 福島県商工労働部次世代産業課長
講演 宗像 鉄雄 共生システム理工学類附属水素エネルギー総合研究所所長

第二部

第二部 福島大学・F-REI連携創造的復興研究プロジェクト公開講座では、福島国際研究教育機構の 江村克己 理事(研究開発管理)から挨拶があり、その後、福島国際研究教育機構の研究プロジェクトに採択された本学の教員6人から研究プロジェクトの概要について発表が行われました。

第二部で発表したプロジェクトテーマは、次のとおりです。


(1)「浜通り地域のバイオマス資源を活用したネガティブエミッション技術の実証研究」

      共生システム理工学類 浅田隆志 教授

(2)「環境放射能動態調査のための水中ロボットの開発とその応用」

      共生システム理工学類 高橋隆行 教授

(3)「原子力災害に関するデータや知見の集積・発信(放射性物質の魚類への取込・排出メカニズム)」

      環境放射能研究所 和田敏裕 教授

(4)「福島浜通り地域等の農林水産業の未来デザイン」

      食農学類 小山良太 教授

(5)「極端気象に適応する次世代型ハウス環境制御技術の開発」

      食農学類 深山陽子 教授

(6)「土壌低分子有機物の植物栄養学的影響の解明」

      食農学類 二瓶直登 教授

第二部の発表後に行われた発表者との名刺交換会では、それぞれ行列ができるなど、内容への関心の高さがうかがえました。

また、参加者アンケートでは、「県内各機関が連携し、研究開発が活発に行われることを楽しみにしたい」、「再生可能エネルギーの先進として、世界を牽引する存在になってほしい」など、福島大学への今後の期待も寄せられました。


お忙しい中、研究・地域連携成果公開フォーラムに足をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました。

次年度も報告会の開催を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。


第二部 挨拶 江村 克己 福島国際研究教育機構理事(研究開発管理)

報告① 共生システム理工学類 浅田 隆志 教授

報告② 共生システム理工学類 高橋 隆行 教授
報告③ 環境放射能研究所 和田 敏裕 教授
報告④ 食農学類 小山 良太 教授
報告⑤ 食農学類 深山 陽子 教授
報告⑥ 食農学類 二瓶 直登 教授

ページトップ