このたびのロシアによるウクライナへの侵略については到底受け入れられるものではなく、福島大学長として、これ以上の被害拡大を防ぐため、対話等による平和的解決が一日も早くなされるよう強く望みます。
軍事行動が激化する中、すでに子どもや民間人を含めた多くの犠牲者が出ていることが報じられており、36万人を超えるウクライナ国民が隣国に避難を強いられているとのことです。 また、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所がロシア軍に占拠されたとの報道もあり、東京電力福島第一原子力発電所の事故後、ウクライナの専門家と共同で原発事故からの復興を目指してきた本学としては、この事態を深く憂慮しております。
本学は、今後の事態の行方を注視しつつ、この侵略の犠牲になっている方々への支援を考えていく所存です。
令和4年2月28日
福島大学長 三浦 浩喜