メニューを飛ばして本文へ

福島大学

Menu

福島大学×福島県浜通り企業 業界研究会を初開催!

福島大学は、金谷川キャンパスにおいて、「浜通り企業業界研究会」を去る令和3年12月1日に初開催しました。

同大の授業科目:地域実践学習「むらの大学※」の受講生には、受講を通じ、さらに卒業後も福島県浜通りにおいて復興と地域再生に関わりを持ち続けたいと希望する学生が多いため、担当教員である前川直哉教育推進機構特任准教授から、浜通り地域の企業を紹介できないかとのオファーがあり、初めて企画開催しました。開催にあたっては、浜通り地域等の新たな産業基盤の構築を目指している福島イノベーション・コースト構想推進機構の協力を得て、8社の企業等を招待しました。

当日は、「むらの大学」受講者を中心とした参加者及び招待企業に対し、三浦浩喜学長、前川直哉特任准教授がそれぞれ挨拶をし、本学の教育理念や開催趣旨について説明しました。また、内田広之いわき市長(前福島大学理事・事務局長)がオンラインでゲストスピーチを行い、参加学生や浜通り地域の企業を激励しました。

コロナ禍でフィールドワークが制限されている中でも、機会を見つけ精力的に浜通りを訪問し、活動している意欲的な2年次生による企業取材も行われ、盛会裏に終えました。

参加学生から、「技術職に対するイメージがガラリと変わった」、「地域のために挑戦し続ける姿に感動し、大学生の間に一緒に活動したいと強く感じた」、「ロボットを造る技術を売る会社があるということを今まで聞いたことが無く、そのような企業が福島にあることに驚いた」などの感想が寄せられました。また、参加企業からは、「地域への貢献といったことへの意識が高く、地域実践についての関心も高い印象をもった」、「明るく丁寧で自立しており、理念が行き届いているのだと感じた」、「地方創生や起業に興味のある方が多い印象をもった」などの感想が寄せられ、同大学生への関心が非常に高いことがうかがわれました。

本業界研究会は、授業での学びを活かした進路を考えるきっかけづくりとして、進路・就職支援の一貫で次年度以降も継続して開催していきます。


※「むらの大学」=原発事故により避難を余儀なくされ、現在、復興と地域再生に取り組む浜通りの地域(双葉郡川内村・大熊町・南相馬市小高区)を繰り返し訪れ、地域住民の方々との交流や調査(フィールドワーク)、そして地域の課題解決に向けた活動(サービス・ラーニング)を実施。


ゲストスピーチする内田いわき市長(スクリーン)

学生に説明する浜通り企業

ページトップ