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福島大学

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原発事故から10年を迎え国際シンポジウムを開催

福島大学環境放射能研究所は、国際シンポジウム「原発事故から10年後の福島の"森・川・海"と"食"~復興に向けて残された課題~」を10月11、12日の2日間、コラッセふくしまにて開催し、オンラインでも同時配信し、延べ約500名が参加しました。
本シンポジウムは福島第一原発事故から10年を機に、事故により環境中に放出された放射性物質について、これまでの研究でわかったことやこれから取り組むべき課題を共有することを目的に開催。日本原子力研究開発機構福島研究開発部門、量子科学技術研究開発機構、国立環境研究所福島地域協働研究拠点の共催、福島県の後援のもと、主に福島県内で研究を行ってきた研究者が会場とオンラインで一堂に会しました。専門家向けセッション(口頭およびポスター発表)のほか、市民向けシンポジウムも行われました。
専門家向け口頭発表では難波謙二所長とマーク・ジェレズニヤク特任教授によるオープニングスピーチと鳥居建男特任教授による基調講演後、11名の研究者が各分野の研究成果を発表。市民向けシンポジウムでは8名の研究者が講演し、総合討論では福島が目指すべき復興の在り方についてなど、様々な意見が交わされました。閉会挨拶ではアレクセイ・コノプリョフ副所長が今後も福島復興の一助となるべく研究を続けると決意を述べ、2日間にわたるシンポジウムを締めくりました。

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基調講演を行う鳥居特任教授
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市民向けシンポジウムでの総合討論の様子

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