福島大学では、平成27年度から「福島大学ミッション2030」で示した「『21世紀的課題』が加速された福島での課題」の解決に結びつく研究を重点研究分野として指定し、研究費を重点配分する「foRプロジェクト」を実施しています。
令和3年度の複数年度指定「foR-Fプロジェクト」4件について、研究分野・研究者(グループ)を決定し、8月4日に指定証交付式が行われ、三浦学長から指定証が交付されました。
同プロジェクトの指定者は、人間発達文化学類の中田文憲准教授、経済経営学類の藤原 遥准教授、共生システム理工学類の大山 大教授、食農学類の松田 幹教授です。福島県の地域課題や国策としても重要な研究など、将来的に大学の価値を高めることが見込まれる研究プロジェクトとして、研究の加速化が期待されます。
今回指定された「foR-Fプロジェクト」は以下のとおりです。
「foR-Fプロジェクト」
「官学連携による「住民参加型行財政システム」の構築に向けた実証的研究 -人材育成に向けた「公共政策プログラム」の開設を通して-」
「脱炭素型エネルギーシステムの構築:水素をつくる・つかう技術の多様化」
「ゲノム科学・技術を援用した栽培・発酵好適性イネ系統の開発基盤研究」
foR-Fプロジェクト※
福島県の地域課題の解決に必要な研究であるとともに、国策としても重要な研究など、特に地域・社会ニーズが高いと認知されている、将来的に大学の価値を高める(大学の特色となる)ことが見込まれる研究プロジェクト
※ RはResearch、FはFutureの頭文字です。
令和3年8月4日foRプロジェクト指定証交付式
(後列左から)藤原准教授、中田准教授、渡邊教授、新井教授、
(前列左から)松田教授、二見理事・副学長、三浦学長、大山教授