福島大学では、平成27年度から「福島大学ミッション2030」で示した「『21世紀的課題』が加速された福島での課題」の解決に結びつく研究を重点研究分野として指定し、研究費を重点配分する「foRプロジェクト」(※)を実施しています。
今年度は、5月18日に単年度指定の「foR-Aプロジェクト」4件について、研究分野・研究者(グループ)を決定し、6月18日に指定証交付式が行われました。
同プロジェクトの指定者は、食農学類の平修教授、藤井力教授、石川尚人教授、環境放射能研究所の和田敏裕准教授で、震災や原発事故等による深刻な地域課題の解決に向けた研究の加速化が期待されます。
今回指定された「foR-Aプロジェクト」は以下のとおりです。
「foR-Aプロジェクト」
「SDGsを見据えた福島農産物のブランド化と健康寿命延伸~美味しさと健康を一つに~」
「福島の酒類産業等の活性化のための酒類醸造・食品発酵に適した乳酸菌の開発研究」
「風評被害に苦しむ中山間地肥育牛の再ブランド化プロジェクト」
「原発周辺の沿岸生態系におけるトリチウムモニタリング基盤の構築と動態解明」
※「foR-Aプロジェクト」「R」はResearch(研究)、「A」はArea(地域)の頭文字。
(前列左から)和田敏裕准教授、二見亮弘理事・副学長、三浦浩喜学長、
(後列左から)高田兵衛特任准教授、石川尚人教授、藤井力教授、平修教授