福島大学と三春町(福島県)は、このたび、相互の資源を有効に活用した包括的な連携のもと、地域づくりや産業振興、教育等の分野において協働活動の推進を図り、地域社会の発展と将来を担う人材育成に寄与することを目的とした包括連携に関する協定を締結しました。連携・協力する事項は、(1)地域課題の解決に向けた地域づくりに関すること、(2)地域産業の振興に関すること、(3)教育・文化・スポーツの振興に関すること、(4)その他相互に必要と認める事項に関すること、です。
三春町は、福島県のほぼ中央部、郡山市から東へ9km、阿武隈山地の西すそに位置しており、日本三大桜に数えられ天然記念物に指定された名木「三春滝桜」で全国的に知られた町です。これまでも教育分野やまちづくりなどで同大学と連携協力関係を築いてきましたが、このたび包括連携協定を締結したことにより、同大学に集積する知識や情報、経験を活かしながら地域課題の解決、地域振興や教育振興など、様々な分野でより一層の連携強化が期待されます。
協定締結式は、5月8日に三春町役場新庁舎にて執り行われ、三浦浩喜学長及び坂本浩之町長が出席し協定書に署名を行いました。
なお、今回の三春町との協定締結により、同大学が包括的な協定を締結した県内市町村の数は、35市町村(県内市町村数:59市町村)となりました。
三浦浩喜学長(右)と坂本浩之町長(左)