メニューを飛ばして本文へ

福島大学

Menu

「研究者交流会」を開催

福島大学では、平成27年度より、研究活動推進の一環として、研究内容や研究生活の共有及び部局の垣根を超えた研究者間のネットワーク作りを目的とした若手研究交流会を開催してきました。平成30年度からは、若手研究者に限らず広く研究者が参加できるよう、名称を「研究者交流会」に改め開催しています。12月21日に「第6回研究者交流会(第14回若手研究交流会)」を開催し、教職員24名が参加しました。

今回は、今年度同大に着任した2名の研究者から、自身の研究内容や今後の学際的な研究の可能性等についての発表が行われました。

はじめに、渡部潤食農学類准教授による「どうして醤油の中で微生物が生きていけるのか?」をテーマに、醸造微生物の有用な性質がどのような遺伝的背景によってもたらされるのか、醤油乳酸菌の細胞クラスター形成の原因となる遺伝子変異を具体例とした発表がありました。続いて、同大教育推進機構の呉書雅特任准教授より、「日本学生支援機構奨学金が大学生の生活時間に与える影響」をテーマに、同奨学金が学生の娯楽交友費に使われているのではないかという通俗的な大学生バッシングを批判的に検討される必要性があることについての発表がありました。

発表後の討論では参加者同士の活発な意見交換が行われました。また、交流会終了後には発表内容に興味を持った参加者と情報交換をする姿が見られ、研究者交流の一助となりました。



k1.jpg意見交換の様子(左 渡部潤准教授) k2.jpg呉書雅特任准教授による発表

ページトップ