福島大学は、8月18日に「令和2年度大学改革セミナー」を開催しました。
本セミナーは、国立大学全体が置かれている状況や抱える諸課題、今後の展望等について有識者にご講演いただき、学内関係者の問題意識の共有を図りながらその解決策を模索し、より一層強力に大学改革を推進していくことを目的として開催しています。当日は役員・部局長をはじめ教職員55名が参加しました。
今回は、「大学院改革を考える」をテーマとし、現在同大で進めている大学院改革の議論に資するため、前岩手大学長の岩渕明氏を講師に迎え、岩手大学における大学院改組の取組についてご講演いただきました。大学院改組の背景やプロセス、改革の柱、役員会や学長のリーダーシップと合意形成の方法等の示唆に富んだ内容に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演終了後には、活発な質疑応答と意見交換が行われ、同大の大学院改革の方向性を考える有意義な機会となり、盛会のうちに終了しました。
講演する岩渕氏 | 熱心に耳を傾ける参加者 |