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福島大学

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キャンパスでの授業開始にあたっての学長メッセージ【7月22日更新】

令和2年7月22日

福島大学学生の皆さん

 緊急事態宣言が解除され、人の行き来が原則自由になりましたが、新型コロナウイルスが消えたわけではなく、むしろ全国的には、首都圏を中心に感染者数が増えており、決して以前と同じように生活していいというわけではありません。

 こうした状況下ではありますが、本学では8月の集中講義からキャンパス内での授業を開始することといたします。学生や保護者の方の中には「感染防止の観点から遠隔授業を継続してもらいたい」という考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、学生が教員や学友との大切な人間関係を築き、その関係性に基づいた大学教育を展開していくことが学生の大きな成長に繋がると考え、本学ではこれまで講じてきた感染防止の対策を継続しつつ、細心の注意を払いながら、対面型授業を再開することとしました。

 また、このコロナ禍が落ち着き、安全が担保されるまでには年単位の時間が必要と考えられます。学生の皆さんには「アフターコロナ」における「新しい生活様式」を身につけていただき、感染予防の方法を実践しながら、社会生活・学生生活を再開させ、本来の学びの姿に戻さなければならないと考えております。

 そのためにも、夏季休業中も含めて「新型コロナウイルス感染拡大防止のための学生行動ガイドライン」を念頭に置き、「自分が感染しない」ことに注意を払うと同時に、「他人に感染させない」ことにも配慮した行動をお願いします。

 特に以下については、徹底をお願いします。

    ◆感染防止のため、「三密」を回避するとともに、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いの徹底を心がけてください。風邪症状などが出た場合は、外出せず自宅等で静養してください。

  • 「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話が発生する密接場面」の、「三密」を徹底的に回避してください。これまでクラスターが発生しているような施設や「三密」のある場所への外出を自粛してください。
  • くしゃみや咳などによる飛沫感染を避けるため、他者との間に身体的距離を保つよう心がけてください。
  • 手洗いと咳エチケット(マスクの着用など)を徹底してください。



 大学では、可能な限り感染防止策を講じ、万が一学内で感染が広がる可能性が生じた場合や状況が大きく変わった場合には、学生の健康の確保を最優先とし、緊急的に再び遠隔授業に戻すことも想定しております。不安な点などがあれば、学内の関係窓口に相談して下さい。

 より充実した大学生活に向けて、皆さんと一緒に大きな一歩を踏み出したいと思います。共に頑張りましょう。

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