本学での新型コロナウイルス感染者の判明（３例目）に伴う学長メッセージ

令和2年6月19日

福島大学学生の皆さん

　6月18日、本学として、３例目の新型コロナウイルスの感染が判明致しました。
　本学の学生が、東京から来訪した友人と接触したことによる感染と考えられます。
　当該学生の一日も早い回復を心より祈念しております。

　さて、本日（6月19日）より、旧特定警戒都道府県（北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県）を含む、全都道府県での移動制限が緩和され、人の往来が一層さかんになります。福島大学でも、「学生行動ガイドライン」を一部改定し、県をまたいだ移動を認めることにしました。

　しかし、今回の移動制限緩和は、「安心宣言」ではありません。今後も、新たな感染者が発生している地域への移動はできるだけ控えてください。

　これから、人の往来が多くなれば、感染リスクは高まります。

　大学生は、年齢が若く、無症状であっても感染している例が、数多く報告されています。これまで以上に、自身の健康管理に留意し、少しでも体調不良等の症状がみられる場合には、不要不急の外出を控えるなど、一層、気を付けてください。

　また、友人・知人間で体調不良等の症状がみられるときは、会うことを控えるなど、お互いに留意してください。

　今後も、これまでどおり、「検温・行動記録」を継続するなど、「学生行動ガイドライン」を踏まえた行動をしてください。

　あわせて、相対的に感染リスクが高い地域に移動した際は、2週間の行動歴をできるだけ詳細に記録してください。

　新型コロナウイルスの流行が落ち着きをみせてくる頃、元気な皆様とキャンパスでお会いできる日を、心より楽しみにしています。