福島大学の三浦浩喜学長は、5月26日、「国際教育研究拠点」の予算確保及び「復興知事業」の継続支援に関する要望書を復興庁に提出しました。
福島市の福島復興局を会場に、復興庁横山真一復興副大臣(遠隔会議システムによる参加)、加松正利福島復興局長、同大三浦学長が出席し、三浦学長から加松福島復興局長に要望書を手渡しした後、横山復興副大臣に要望・趣旨説明し、意見交換を行いました。
同大は、東北大学、東京大学、長崎大学とともに、「学術研究活動支援事業(大学等の「復興知」を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業)(重点枠)」(「復興知」事業)に取り組んでおり、要望では、浜通りで進む福島イノベーション・コースト構想の中核となる「国際教育研究拠点」の整備にあたり、大学が有する「復興知」の活用と国による長期的な予算や人員体制の確保、「復興知」事業の後継事業による継続した支援を求めました。
同大三浦学長は、「これまでの取組を体系化し、今後さらに発展させていく必要がある。蓄積された知見を国際教育研究拠点の形成につなげていきたい」と話しました。
(左から)加松正利福島復興局長、横山真一復興副大臣、三浦浩喜福島大学長 | |
加松正利福島復興局長へ要望書手交 | 三浦浩喜福島大学長から横山真一復興副大臣へ要望内容説明 |