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福島大学

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新型コロナウイルス感染防止に関する学長メッセージ

令和2年4月8日

新型コロナウイルス感染防止に関する学長メッセージ

福島大学学生の皆さん

今年1月に日本でも確認された新型コロナウイルス(COVID-19)が、世界各地で猛烈な勢いで感染が拡大しており、福島県内でも4月8日現在24人の感染者が確認されております。国内外ともに、感染者・死者数ともに連日増加しており、予断を許さない状況が続いております。

学生の皆さんは、いつ収束するかわからない現状に大きな危機感を覚え、他の人と接触できない孤独感に苛まれていることと思います。とりわけ新入生の皆さんは、入学式も自粛され、これから大学で何が始まるのかもわからないまま、じっと耐え続けなければならないため、不安も大きいことと思います。

本学では、キャンパス全体の安全安心を最優先に考え、学生の生活支援も含め個々学生の心配を解消できるよう、日々検討を重ねております。ですから、皆さんもこの困難に主体性を持って立ち向かっていただきたいと思います。その上で皆さんに以下の点を要請したいと思います。

一つ目は、物事に優先順位をつけて行動することです。現在はとにかく感染しないこと、他人に感染させないことを最優先させ、不要不急の外出を避け、石けんやアルコール製剤等による手洗い、マスクの着用などによる咳エチケット、「3密」の忌避を徹底させることです。また、現在の居住地からの移動を基本的に行わず、公共交通機関の利用も控えることで、地域社会全体の感染リスクを減らす貢献にもつながります。

二つ目は、このようなときだからこそできることを実行してください。読書習慣のない方はこの機会に本を読む、英会話のサイトでトレーニングする、運動習慣のない方は体を動かして健康の維持に努める、パソコンやインターネットの活用に慣れる、等、できることはたくさんあるはずです。生活リズムを乱し、心身の健康を害し、大学生活への意欲を喪失してしまうことのないよう、心がけてください。

三つ目は、情報を正確に把握し、デマやフェイクニュースに踊らされないことです。最近でもトイレットペーパーがなくなるという噂が流れ、長い間手に入らない状態が続きました。このような非常時には、正しい情報よりも衝撃的なニュースが拡散しがちです。友人と連絡を取り合いながら、何が正しい情報なのかを確認し、誤った情報を自分で拡散したり、感染者やその周辺を差別したりすることのないよう、厳に注意して下さい。

福島大学は、皆さんの不安や疑問に応えられるよう一丸となって取り組んでおりますので、学生の皆さんは、今やるべきこと、やるべきではないことを念頭に置いて行動して下さい。また、本学のライブキャンパス及びホームページに掲載している注意事項等を確認するとともに、不安や疑問点があれば随時受け付けておりますので、ご相談下さい。

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