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福島大学

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(株)南東北クボタより農業機械の貸与を受けました

福島大学は、(株)南東北クボタより学生の実習用に2種類の農業機械の貸与を受け、9月24日に引き渡し式を挙行しました。これは、去る3月に締結した同社との連携協定に基づくもので、(株)ヤンマーアグリジャパン東北支社、(株)ヰセキ東北東北支社からの貸与に続いて3社目となります。

今回貸与を受けたのは、稲刈り用のバインダと脱穀用のハーベスタで、学生の実習や教員の研究圃場での調査用に利用されます。特に、同大の立地する地域では今でも食味が良いといわれるハゼ掛けによる天日乾燥が残っており、農場実習でもハゼ掛けのやり方を体験していることから使用頻度の高い農業機械です。

引き渡し式にて、三瓶賢一(株)南東北クボタ第2エリア顧問は「県内では農業者の減少が顕著で、若者が農業に興味を持ち就農してくれるようICT技術などを駆使したスマート農業向けの農機開発を行っており、これらの開発過程で大学と連携を一層強化したい」と語りました。生源寺眞一同大食農学類長からは、今年の入学生の状況についての紹介とともに、「教員と民間企業の共同研究等での連携強化に期待する」と挨拶がありました。

今回の地元農機販社3社からの支援にみられるように、関連業界からも同大食農学類への期待は大きいものがあります。

(左から)生源寺食農学類長、三瓶南東北クボタ第2エリア顧問

貸与を受けた 2条刈バインダ(左)、ハーベスタ(右)

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