2019年4月に設立された福島大学食農学類に、8月8日、福島県南会津町より同町産木材(樹種:セン)で作られたテーブルが寄贈されました。大宅宗吉同町長が同大学を訪れ、生源寺眞一同大食農学類長にテーブルを引き渡しました。大宅町長は「南会津地域は林業が盛んな地域であり、国内の林業は大変厳しい状況にあります。食農学類が設置され森林科学に精通した教員が複数就任し頼もしく、期待している」と語りました。生源寺食農学類長は「東北地方で唯一農学部がなかった福島県に農学系学部が設置されました。設置後、我々の想定以上の地域からの大きな期待の声が届いている。その期待に応えていきたい」と挨拶しました。
食農学類は来年度、南会津町をフィールドに学生と教員が地域の課題に取り組む農学実践型教育を行う計画です。
引き渡し式に臨んだ関係者