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福島大学

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食農学類一期生初の収穫物を学長に報告

令和元年6月28日、今春新設された食農学類の一期生が栽培を行ったヒマワリの贈花式が行われ、同学類の学生7名より中井学長へ贈られました。

食農学類では、一期生を対象に「農場基礎実習I」が開講され、様々な農作物の栽培が実施されています。今回贈花を行ったヒマワリは、農場実習において継続的に実施している栽培実習のひとつであり、本実習において初めて体験した収穫作業であるとともに、福島大学や福島大学附属農場にとっても初めての収穫農産物となりました。

今回のヒマワリに関しては、播種用のコンテナの準備や培土の準備と調整といった基礎的な栽培の準備を5月より開始し、続けて播種、除草、生育管理、収穫までを主体的に体験しました。また、これらの基礎的な栽培管理以外にも、ヒマワリの生育過程を継続的に説明し、植物の外観観察から養水分の生理状態を観察するなどの学習を行いました。今後も様々な実習を体験し、野菜・果樹などでも収穫実習や収穫物の機能性調査、経営調査などを進めながら、農業や農学の基礎を学んでいきます。

贈花式に出席した学生は、学長との懇談の中で、「入学後に初めて農作業を体験し、農業を学ぶ学類に入学した実感を得ている」「農場実習に関して、植物の状態説明や分析実験の基礎など一連に繋がった体験ができた」などと報告しました。また、ヒマワリの栽培管理や生育の調整等を問われた際には、「今回のようなサイズの小さなヒマワリの生育には、過度の施肥が不要であることを学んだ」など栽培管理に関する説明を行いました。


中井学長と食農学類一期生

収穫したヒマワリをブーケ上にアレンジ

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