福島大学の食農学類準備室は2019年3月11日、農業機械の販売やメンテナンスを行う株式会社ヰセキ東北、株式会社南東北クボタとそれぞれ連携協定を締結しました。

両協定は、平成３１年４月に農学群食農学類を開設するにあたり、農業分野の発展に向け、①食農学類への農業機材の貸与、②実習及び講義への技術者の派遣、③地域貢献活動への教員の派遣、④共同研究の実施及び相互の研究への協力、⑤その他農業分野の発展に向けて連携協力するとしている。なお、両協定は４月に開設される食農学類が引き継ぎ、同学類と民間企業の連携協定は、ヤンマーアグリジャパン東北支社に続き２、３例目となります。

生源寺食農学類準備室長は「両社の協力のもとに教育を展開し、研究でも協力を深めたい」、稲田ヰセキ東北専務執行役員は「福島大との連携を強化し、福島の農業の発展に寄与したい」、鈴木南東北クボタ代表取締役社長は「福島大と一緒になってこれからの農業の在り方を発信したい」と語りました。

（左から）株式会社ヰセキ東北　稲田専務、福島大学食農学類準備室　生源寺室長、株式会社南東北クボタ　鈴木代表取締役社長