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福島大学

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再エネ・地域フロンティア人材養成事業―ワークショップを福島県郡山市で開催

 福島大学はアカデミア・コンソーシアムふくしまとの共催で、平成31年1月21日、「再エネ・地域フロンティア人材養成事業」の一環としてワークショップを福島県郡山市で開催しました。

 「再エネ・地域フロンティア人材養成事業」は福島県内のすべての大学・短大・高専・テクノアカデミーと、自治体・経済団体等で構成されたアカデミア・コンソーシアムふくしま(通称「ACF」、理事長:中井 勝己福島大学長)が平成30年度より新しく福島県から委託を受け再生可能エネルギー関連産業を担うための専門人材養成を行うことを目的にした事業であり、福島大学が中心となり運営しています。今年度は「地中熱」2コースのほか「風力発電」「バイオマス発電」「水素エネルギー普及」「太陽光発電」など計6コースの講座を開講し、座学とフィールドワークを組み合わせ専門性と実践力を兼ね備えた人材の養成を行い、全体で115名の受講がありました。

 ワークショップは今年度のこの事業のまとめとして位置づけられ、産業技術総合研究所名誉リサーチャー、大和田野芳郎氏を講師に招き、再エネ人材養成に関する基調講演が行われました。再エネの現状や人材養成の重要性、講座内容、再エネ人材に求められる知識について大局的な視点から多様な提言があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。また、基調講演後には受講者を中心とした分科会がコースごとに開かれ、受講したことによる効果、講座の有用性や改善点、今後に期待することなど活発なグループ討議が行われました。議論された内容は、全体会のまとめとして各コースの代表者から発表され、再エネ人材養成事業の締め括りに相応しい実り多いワークショップとなりました。

基調講演を行う産業技術総合研究所名誉リサーチャー 大和田野芳郎氏

まとめの全体会でグループ討議の発表を行うコースの代表者

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