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福島大学

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福島大学全学FD研究会を開催

30年10月25日(木)、福島大学では、全教員を対象に「平成30年度全学FD研究会」を開催しました。

 本研究会は、午前中に「本学における質保証と現状の展望」と題して、三浦理事・副学長(教育・学生担当)から、今次大学に求められている教育の質保証に係る具体的な内容及びその対応や現在進めている本学の教育改革についての講演がありました。 引き続き文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室 平野博紀室長より、「高等教育における教育の質保証について」と題して、2040年度を見据えた高等教育の将来像に関する検討の経緯をはじめ、中央教育審議会における国公私を通じた大学の連携・統合等をはじめとした議論の内容などを詳細なデータに基づき講演が行われ、社会の変化に対応した教育内容への転換(DPを意識した教育へ)、より強みを強化することの必要性等、高等教育を取り巻く現状と課題とその対応策等について認識を深めることができました。

 午後には、午前中の講演内容も踏まえながら教育プログラムレビューとして平成31年度におけるプログラム単位での「評価」の在り方、「望ましい水準」などに関して、約200名の教員がプログラム(コースなど一定のまとまりの単位)ごとに分かれて議論しました。

 なお、今後の作業として、各プログラムから提出されたレビューシートの内容をもとに本年度FD報告書としてまとめる予定です。

 また、講義前に平野室長は福島大学環境放射能研究所を視察されました。昨年春に竣工した6階建ての本棟で研究所設立からこれまでについての概要説明の後、分析棟へ移動し、実際に試料分析を行っている機器の様子を見学いただきました。


講演中の文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室 平野博紀室長(会場中央)

環境放射能研究所分析機器を視察する平野室長(右から2人目)

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