平成30年12月1日(土)、福島県福島市(ウェディングエルティ)において、福島大学研究・地域連携成果報告会を開催しました。
研究・地域連携成果報告会は、本学が取り組んできた研究活動や地域連携活動の成果について、産業界、自治体、学校関係者の皆様、市民の皆様へ発信するとともに相互の意見交換の場を設け、地域イノベーション創出の一層の推進を目的として、平成26年度より開催しています。
通算6回目となる今回は209人もの方々にご来場いただきました。
はじめに、基調講演として、国土交通省元事務次官の武藤浩氏をお招きし、「オリンピックと地方創生」をテーマに、昨今の世界と日本の観光動向について、オリンピック・パラリンピック開催がもたらす影響や、様々な形の地方創生の取り組みについてご講演いただきました。
続いて、本学の教員5人により、これまでの研究や取り組みについて成果報告を行いました。報告テーマは次の通りです。
(1)「「食農学類」が考える地域貢献」 (食農学類準備室・金子信博教授)
(2)「エビデンスに基づいた運動指導で地域を元気にする」 (人間発達文化学類・安田俊広教授)
(3)「ふくしまでのオリンピックにおけるエコなレガシーの提案」 (経済経営学類・沼田大輔准教授)
(4)「地方都市郊外住宅団地の再生─福島市蓬莱団地を事例に─」 (行政政策学類・今西一男教授)
(5)「福島イノベーション・コースト構想が目指すものについて─新しいコトづくりがふくしまを変える!─」 (共生システム理工学類・小沢喜仁教授)
参加いただいた方々からは、「オリンピックと観光の関わりについて知ることができた」、「食農学類について理解することができた」、「農学が持っている大きな可能性を知ることができた」、「積極的な地域との連携に期待したい」など多くのご意見をいただきました。 このような貴重なご意見をふまえ、今後も継続して開催していくことはもちろんのこと、研究活動、地域連携活動はもとより、大学運営等にも活かしていきたいと考えております。
お忙しい中、同報告会に足をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました。
次年度につきましても、大学創立70周年記念事業として年2回の開催を予定しておりますのでどうぞご期待ください。
研究・地域連携成果報告会フォトギャラリー
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