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福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室成果報告会「福島の子どものメンタルヘルス支援-見出された課題と今後の展望-」を福島県外で初開催

平成30年9月22日、福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室は、成果報告会「福島の子どものメンタルヘルス支援-見出された課題と今後の展望-」を東京医科大学病院臨床講堂で開催しました。

成果報告会は、これまで同室が福島県との連携を中心に取り組んできた、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故後のメンタル面で特別なリスクを抱える子どもと家庭を対象とした学校・地域・医療への支援活動と支援者養成及び福島の現状の幅広い発信等について、その活動を通して見出された福島の子どものメンタルヘルス支援の課題と展望の検証を行い、今後の支援事業活動につなげていくことを目的に開催されました。

主催者である中田スウラ理事・副学長兼同室長による開催挨拶に続き、同室髙橋紀子特任准教授から同室がこれまで取り組んで来た事業内容及び活動について報告が行われ、さらに、福島県における活動実践の内容について、同室の客員教授等として現在も支援活動を継続している大正大学心理社会学部内山登紀夫教授、東京医科大学茨城医療センター桝屋二郎精神科長、いわき明星大学心理相談センター野村昴樹特任准教授、名古屋学芸大学ヒューマンケア学部黒田美保教授から報告がありました。

その後、国立障害者リハビリテーションセンター病院/発達障害情報・支援センターの病院長・センター長(併任)である西牧謙吾氏によって講評が行われ、福島県における支援を通して見出された課題と今後の展望について、報告者全員によるディスカッションが行われました。

福島県外において初めての開催でしたが、当日は約90名の参加があり、多くの参加者が熱心に耳を傾け、多岐にわたる質問と活発な意見交換が行われるなど、改めて福島の子どものメンタルヘルス支援の重要性が実感された非常に有意義な報告会となりました。


実践報告を受けコメントをする西牧謙吾国立障害者リハビリテーションセンター病院長/発達障害情報・支援センター長

報告者全員によるディスカッションの様子

会場全体の様子

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