メニューを飛ばして本文へ

福島大学

Menu

「第2回 高大接続シンポジウムinふくしま」を開催しました

 福島大学は5月23日、福島市の同大学において、高校と大学の接続を考える「第2回高大接続シンポジウムinふくしま」を開催しました。

 同シンポジウムは、福島県教育庁・高等学校関係者を中心に参加を呼びかけ、入試改革に向けた取り組みの事例報告や、福島県内における高大接続の実質化に向けて考えることを目的に開催し、100名を超える高等学校や大学の関係者が参加しました。

 塩谷弘康入試・広報担当副学長の挨拶の後、中井勝己学長から「国立大学入試改革の検討について」と題し、今日に至る入試改革の変遷について基調講演がありました。

 また、山梨大学アドミッションセンターの藤修准教授からは、「高大接続は地方・地域から~やまなし大学の挑戦~」と醍して、山梨大学における高大接続の取り組みについて事例報告がありました。福島大学からも、同大学総合教育研究センターの鈴木学特任准教授から「初年次教育と"学びのナビゲーター"」 と題し、附属図書館にある「学びのナビコーナー」を拠点に学生・教職員が協力しながら活動している、"学生による学生のための学習支援"の事例を報告しました。

 シンポジウムでは、県内4つの高等学校の教諭から、それぞれ「高大連携」、「英語4技能」、「探究学習」、「新テスト対応」について各高等学校での取り組みが報告された他、福島県教育庁からも「県の学力向上推進事業」について報告がありました。

ファシリテーターである同大学総合教育研究センターの前川直哉特任准教授による進行の下、三浦浩喜理事・副学長(教育・学生担当)、山梨大学の藤准教授から各高等学校での取り組みについてコメントが述べられ、参加者からの質疑を交えて議論を深めていきました。その中で、課題探究型の学習や高等学校での教育の質保証、大学教員から見る大学生の変化、現在の高校生の勉学状況(読書離れ)等についても議論が広がり、活発な意見交換が行われました。

 閉会挨拶では、県教育庁教育総務課の髙橋洋平課長がシンポジウムを通した感想を交えた閉会の辞を述べました。

中井学長による基調講演の様子 シンポジウムで報告する県内各高校教諭

 

ページトップ