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福島大学附属小学校主幹教諭近野典男先生が文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞!

2016年2月3日(水)附属小学校主幹教諭 近野典男先生が、平成27年度文部科学大臣優秀教員表彰受賞を報告に、学長室を訪れました。

近野先生は、15年間の公立小学校経験を経た後、平成21年度から本校に勤務、本年度は主幹教諭として学校運営の中核を担っている教員です。子どもたちへの深い教育愛と教育に係わる者としての強い使命感・自覚をもち、大学附属学校としての「教育研究校・地域モデル校・教育実習校」の使命を果たすべく、学校教育充実のため献身的に勤務してきました。

 特に、国語科教育に関する理論的・実践的研究に意欲的に取組み、授業公開、全国規模の研究会や学会での発表、図書や雑誌の執筆等を通してその成果を県内外に発信してきました。言語活動の創意工夫、新たな教材開発等に力を注ぎ、特に、児童から「問い」を引き出し、話し合いによって「読み」を深める読解の授業は、「確かな言語能力」の育成を図る授業として高い評価を受けています。

 また、基幹学力研究会の幹事として活躍。日本国語教育研究学会福島地区研修会においても中心的な役割を担ってきました。全国規模の研修会等において、講座やワークショップの企画・運営や実践発表を行うなど、全国から集まった国語科教育を志す教育関係者に主張を展開。本附属小学校の研究紀要に加え、数多くの図書・雑誌等でも執筆、国語科教育を中心とした学習指導の在り方について積極的に発信し続けています。
 さらに、県教育委員会や県教育センター、県小学校教育研究会等主催の研究大会や授業研究会、各種研修会等において講師として指導助言や講演等を依頼されることも多く、近年は、県内各地、小さな学校の現職研修等にも精力的、継続的に関わっています。特に、他校の児童・学級を借りて行う「出前授業」を中心に、児童・学校・地域の実態に応じた具体的な指導、実践的研修を企画するなど、本県の教員研修充実の牽引的役割としても大いに期待されています。
 これらの意欲的な取り組みの姿勢が、他の教員の模範となる者と認められ、このたびの受賞となりました。

【学長室で文部科学大臣優秀教職員表彰受賞を報告】

【第86回定例記者会見】2016.02.03 近野先生

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