令和6年度は、10名の学生に給付できました。受給生より奨学金給付の御礼と奨学金を活用した学習状況報告や今後の目標を伺いました。
アルバイトの時間に追われず学業に専念することが出来たため、履修している各科目の学習がいつも以上にできた他、卒業論文の執筆も進めることが出来た。また、大学院の受験費用や諸費用に充てることで、進路実現につながった他、入学金等の初期費用においては両親の負担を少しは軽減することが出来た。 現在は、進学先で英語が必要となるため、特に英会話の学習に力を入れている。また、研究内容に深みを持たせたいと考え、免疫系の学習を進めている。今後は実際に受け入れ先の大学院の先生と話し合いを進め、研究計画を作成していく予定である。 テーマ:CIAモデルマウスにおけるラフィノース摂取の腸内細菌叢と自己免疫・炎症応答への影響 マウスにコラーゲンを注射することで自己免疫応答を引き起こす。このマウス(CIAモデルマウス)にラフィノース摂取を摂取させることで腸内細菌叢や炎症応答にどのような影響があるかを解析した。実験・解析から、CIAモデルマウスにおいてラフィノース摂取群で腸内細菌叢が大きく異なることが分かった。特にビフィズス菌の優位な増加が認められた。また、ラフィノース摂取群ではコントロール食群よりも臓器重量が低下傾向にあり、炎症の抑制にラフィノースが関与していることが示唆された。
奨学金を頂いたことで学費の負担が減り、バイトの時間を減らすことができたため勉強や研究活動に打ち込む時間が増えました。
以下に具体例を挙げさせていただきます。
・研究に打ち込むことが出来たため、学部3年生の3月に水産学会春季大会と環境放射能研究所成果報告会で発表する機会を頂けたこと。
・英語学習にも取り組み、TOEICのスコアを6か月で430点から665点にスコアアップしたこと。
・まつかわ・ふれあい広場という子ども食堂のボランティアに参加し、学生ボランティアリーダーを任せていただき、活動していること。
・金銭面の負担が減ったため、金銭面の心配をせず、研究や活動に取り組めていること。
私は原発事故の影響が長期化し、出荷制限がかかっているサケ科魚類のイワナとヤマメの研究を行っています。魚体と胃内容物の137Csを測定したり、周辺環境、季節変化、生態など様々な要素を考慮し、水産有用魚種であるサケ科魚類の出荷制限の解除に向けて、137CSの動態を研究しています。学部生のうちは主にイワナについて研究を行い、大学院に進学後は同所的に分布しているヤマメとの比較、検討を行い福島県の内水面漁業の復興に貢献したいと強く思っています。また、研究室の活動では淡水・内水問わず様々の魚種を対象にして研究を行うので多くの知識を身に付けるとともに、経験を積みたいと思います。
この度は、しのぶ育英奨学金のご支援を賜り、心より感謝申し上げます。 現在、顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)について研究を進めています。しのぶ育英奨学金のご支援により、これまでアルバイトに費やしていた時間を学習や研究に充てることが可能となりました。その結果、文献の検索やプレゼンテーション資料の作成にも、余裕をもって取り組めています。 今後は、国内外の学会への参加に加え、就職活動も控えているため、より一層学業に励んでまいります。 最後になりますが、私がこうして学業に専念できるのも、ご支援くださった皆様の温かいご厚意のおかげです。改めて、心より御礼申し上げます。 卒業研究テーマ:企業のカスタマーエクスペリエンス(CX)向上に関する考察 内容:昨今、デジタル化の進行、競争の激化などの市場の変化に加え、顧客中心主義が台頭している。こうした市場変化に対応するために、企業のカスタマーエクスペリエンスの向上に取り組み、顧客価値や顧客ロイヤリティを高めることが重要視されている。そこで、企業がカスタマーエクスペリエンスを向上させるための組織構造を構築することを目的とし、考察する。
奨学金によって、授業料の心配をすることなく学業に専念することができました。 打ち込んでいることは、2 年次から継続している協働プロジェクト学修の活動です。今年度は仮想オフィス Ovice を使用したオンラインサロンも開催することができました。続けていることが少しずつ形になっていくことの達成感がありました。来年度も継続して続ける予定なので、今年度よりももっとレベルアップしたことに挑戦できるように頑張りたいです 来年度からは4年生になり、授業もゼミのみになります。時間が多くできるので公務員試験の勉強に充てたいと思っています。また、卒論では先ほども挙げた協働プロジェクト学修でやってきたことについて書こうと思っているので、自分らしさも加えた内容になるよう取り組みたいです。公務員試験では、大学で学んだ科目も含め範囲が膨大なので、気を抜かずコツコツ勉強していこうと思っています。
しのぶ育英奨学金を給付してくださったおかげで、アルバイトの時間を減らし、学習時間を多く確保することができました。奨学金をいただく前は、資格の勉強とアルバイトの収入との兼ね合いが難しいことを懸念していたのですが、奨学金のおかげで有意義に勉強時間を確保することができ、予定通り勉強を進められたと思っています。また、奨学金の存在があったおかげで心にゆとりができ、大学の授業や資格の勉強に集中できたので、本当に大きな支えになってくれたと実感しました。この勉強ペースを崩さないようにこれからも励んでいきたいと思います。 今後は私の目標である公認会計士試験合格に専念するつもりです。12 月の短答式試験では学習の途中だったこともあり、良い結果は残せませんでしたが、その悔しさを胸に次の 5 月の短答式試験では合格することができるよう精進していきます。そして、無事合格することができれば、8 月の論文式試験に向けて頑張ります。
奨学金を頂いたことで経済的な不安が軽減され、専門科目をはじめ、教職科目の学習やサークル活動にこれまで以上に専念することができました。自ら立ち上げたボランティアサークルではサークル員を38人にまで増やし、テスト前や試験期間中を除いて継続的に子供達の居場所作りの活動に参加してきました。また、11月から正式に「農林サークル」の代表に就任し、現在は二つのサークルの代表を兼任しています。冬季期間中の大規模な活動はありませんでしたが、今年度から飼育を始めた鶏の世話について、今後の管理方針の意見交換を行いました。一方、猫サークルでは会計役員として、学内の予算折衝に向けて今年度の資金の流れを整理しました。まだ具体的な計画はありませんが、今後は地域の子供達だけでなく、私サがサークル長を務める団体に所属する大学生にとっても居心地の良い環境をつくることを意識して活動したいです。 今セメスターの教職科目では、農業高校の「学習指導要領」について学ぶ機会がありました。これを踏まえ、春休みには記憶が新しいうちに関連資料を読み込み、農業教育に関する専門性をさらに高めていきたいと考えています。また、それと並行して、「農業機械」や「作物学」など、授業で学んだ専門科目を復習し、知識を深めるとともに、数学や英語の学習にも継続して取り組む予定です。当面の目標としては、これらの学習を通じて、大学3年次から受験可能な教職採用試験に備えることです。特に、福島県の公立学校教員採用候補者選考試験は7月に実施予定であるため、それを一つの目標に据え、計画的に学習を進めていきたいと考えています。
しのぶ育英奨学金を受給したことで、今までアルバイトをしていた時間を卒業論文の執筆に充てることが出来ました。その結果、ヒアリング調査や文献調査など、これまででは出来なかった調査が可能となり研究内容をさらに深めて掘り下げ、無事に書き上げることが出来ました。 また、現在はテダソチマという須賀川市のまちづくり会社に学生スタッフとして勤務しており、お試し居住でいらっしゃった県外の方々へ対し、まちあるきを行い地域の魅力を伝える活動を行ってきました。まちあるきは参加者の方から好評を得ており、活動に対してやりがいを感じることが出来ました。 「スローシティを通じた持続的な地域社会の形成に関する研究」と題し、卒業論文を執筆しました。 内容としては、地方小都市の若者の人口流出が進み、地域の文化や地域への愛着が失われている中で、地域の食や農産物、生活、歴史文化、自然環境を大切にしながら、地域の個性と多様性を尊重したまちづくりを目指す取り組みであるスローシティが、地方小都市に対してどのように有効であるか執筆しました。我が国でスローシティに加盟している地域へのヒアリング調査を行い、他の地域との比較などをしながら分析し、我が国におけるスローシティの取り組みは、徐々に定着しつつあり、その可能性は次のような広がりを見せているということを結論付けました。
私は奨学金の受給により、教員採用試験の学習や卒業論文の執筆に集中して取り組むことができました。教員採用試験の学習のため、アルバイトができず、金銭面に大きな不安を抱えていましたが、しのぶ育成奨学金の受給によって集中して学習に取り組むことができ、合格を勝ち取ることができました。また、卒業研究に取り組む時間を十分に確保できたことで、研究対象地域へ何度も足を運ぶことができ、ヒアリング調査や実地調査を行うことができました。さらに、私はバスケットボールの活動にでき、大学のサークルや社会人のクラブチームに所属し、技術の向上に努めることができました。しのぶ育英奨学金を受給できたことで、学業だけでなく学業以外の活動にも多くの時間を使って取り組むことができ、大学生活を送ることができたと実感しています。本当にありがとうございました。 私の卒業研究のテーマは「地域学校協働活動が学校と地域にもたらす学びの未来 ―福島県安達郡大玉村を事例に―」である。地域学校協働活動とは、地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動と定義されている。大玉村では、地域学校協働活動の福島県内モデル地区として地域学校協働本部が設置されており、地域学校協働活動が推進されている。大玉村では、地域と学校をつなぐ地域学校協働活動推進員が重要な役割を果たしており、活発に活動が行われている一方で、教職員の業務量や負担の増加が課題となっている。教職員の業務量や負担の増加にならないような活動の工夫や仕組みづくりを行う事、地域ボランティアの募集方法の幅を拡大させ、活動に関する情報発信を行うことが有効であると考えられる。
この度は、しのぶ奨学金によるご支援を頂きまして誠にありがとうございます。奨学金の受給により、アルバイトの時間を短縮することができ、大学院進学試験の勉強や卒業研究に集中することができました。卒業研究においては、細菌の嫌気培養のため、研究室に24時間こもることもありましたが、必要なデータを取得することが出来ました。また、私は、英語学習のためのテキストの購入や試験費用に奨学金を使用させていただき、TOEICの目標スコアである800点以上を取得することが出来ました。今後、英語は、学会発表や社会に出ても使用することになると思うので、学習を継続したいと考えています。 題目は「腸内細菌叢を介したポリフェノールの代謝変化:in vitro嫌気培養とメタボローム解析を用いた検討」です。近年は、腸内細菌叢と肥満の関係が注目されており、腸内細菌叢における多様性や豊富さが低下していることがエネルギー代謝の変調につながることが示唆されています。こうした背景の中で、腸内細菌叢を介した生体調節機能を持つ食品成分としてポリフェノールがあります。そこで、身近な食品に含まれるポリフェノールを12週間摂取させたマウスの糞便を用いて大腸内の環境に合わせ嫌気的に培養し、腸内細菌叢のメタボロームを比較しポリフェノールの生体応答機序の解明に努めました。
今回、奨学金給付生に採用していただき本当にありがとうございました。 私はこの奨学金を受給したことによってアルバイトの時間を短縮でき、以前よりも学業に専念する時間を格段に増やせたと感じております。 勉強時間が増えた結果、学内の順位や GPA が昨年よりも向上しました また、将来の目標について考える(向き合う)時間も確保できたので、自分にとって有意義な 1 年にすることができたと思います。 私は公務員に就き、地域に貢献することが将来の目標であるので、公務員試験対策が今後の学習の中心になります.公務員試験では様々な分野の問題が出題されるので、自分の専門分野だけはなく幅広い分野に興味・関心を持ち、一層精神していきたいと考えています。 また、TOEIC 等の外国語試験も公務員にとても有効なので併せて頑張りたいと思います。 加えて、現在はゼミの活動で、書籍や論文の輪読を通して企業の分析に励んでおります。生き残り続けられる企業を作るためには何が必要なのかということに焦点を当てて、研究を深めています。来年度も引き続き取り組んでいく予定なので、さらに実りある活動にしていきたいです。
私は奨学金の受給により、教員採用試験の学習や卒業論文の執筆に集中して取り組むことができました。教員採用試験の学習のため、アルバイトができず、金銭面に大きな不安を抱えていましたが、しのぶ育成奨学金の受給によって集中して学習に取り組むことができ、合格を勝ち取ることができました。また、卒業研究に取り組む時間を十分に確保できたことで、研究対象地域へ何度も足を運ぶことができ、ヒアリング調査や実地調査を行うことができました。さらに、私はバスケットボールの活動にでき、大学のサークルや社会人のクラブチームに所属し、技術の向上に努めることができました。しのぶ育英奨学金を受給できたことで、学業だけでなく学業以外の活動にも多くの時間を使って取り組むことができ、大学生活を送ることができたと実感しています。本当にありがとうございました。 私の卒業研究のテーマは「地域学校協働活動が学校と地域にもたらす学びの未来 ―福島県安達郡大玉村を事例に―」である。地域学校協働活動とは、地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動と定義されている。大玉村では、地域学校協働活動の福島県内モデル地区として地域学校協働本部が設置されており、地域学校協働活動が推進されている。大玉村では、地域と学校をつなぐ地域学校協働活動推進員が重要な役割を果たしており、活発に活動が行われている一方で、教職員の業務量や負担の増加が課題となっている。教職員の業務量や負担の増加にならないような活動の工夫や仕組みづくりを行う事、地域ボランティアの募集方法の幅を拡大させ、活動に関する情報発信を行うことが有効であると考えられる。
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