■ 福島大学 復興に向けた取り組み

その他の福島大学の活動

広報誌「共に生きる」(東日本大震災後の記録) Vol.2 を刊行 (2013.03)

東日本大震災発生以降の福島大学の取り組みを収録しています。

環境放射能研究所の設置について (2013.03)

環境放射能研究所の構想について第46回定例記者会見で発表しました。

震災・原発事故にかかわる健康調査の実施結果(概要版) (2013.03)

福島大学は、学生の健康を守り安全に安心して学生生活を送ることができるようにするための方策を検討する目的で、平成24年12月1日から平成25年1月31日にかけて、全学生を対象に、震災・原発事故に伴う健康調査を実施しました。今回は、特に精神面の健康度を中心に調査を行い、調査結果の概要版を公表しました。

第3回放射線(能)測定スキルアップ〜放射線測定従事者研修会〜(2013.03)

うつくしまふくしま未来支援センターは、一般の方向けに、放射線についての知識を深め、放射線測定の技術向上を図ることを目的とした研修会を開催しました。修了時には認定書を交付しています。

郷土に想いを寄せる同窓会事業報告シンポジウム「故郷に想いをよせながら」(2013.02)

うつくしまふくしま未来支援センターでは、震災・原発事故により避難している子どもたちに「再会の場」としてだけでなく、「子どもたちが主体的に活動する場」「子どもたちが自分らしさを取り戻す場」となるような事業の展開が必要と考え、浪江町津島地区、川内村の子どもたちを対象に「郷土に想いをよせる同窓会」を実施しました。本シンポジウムでは、同窓会事業参加者からの報告をもとに、同窓会事業のモデル化を目指した今後の展望について考えました。

福島大学の取り組みの最新情報【平成25年1月版】(2013.01)

受験生や在学生向けに大学で行っている取り組みを紹介するパンフレットを作成しました。災害復興支援学、学生の活動について、各学類で学べること、放射線への取り組みについて紹介しています。

「郷土に想いをよせる同窓会事業」特別編・うつくしまふくしま未来支援センター特別研究会「堀下さゆりトーク&コンサート」 (2013.01)

出身地である相馬市を中心に子どもたちの支援を行っているシンガーソングライター堀下さゆりさんと、「同窓会事業」等被災地の子どもたちの支援を行っているうつくしまふくしま未来支援センター子ども支援担当本多特任准教授によるプレミアムトーク。第2部では「同窓会事業」にテーマソング「この街に咲く花のように」をご提供いただいた堀下さゆりさんの「福島大学特別バージョン」のコンサートを行いました。

文部科学省における大学・研究機関等との共同企画広報の実施〜文部科学省ミュージアム「情報ひろば」企画展示〜 (2013.01〜03)

福島大学では文部科学省と共同で、文部科学省ミュージアム「情報ひろば」において企画展示を実施します。この企画展示では、東日本大震災の発生以降、福島大学が一丸となって取り組んできた復旧・復興の活動から@『郷土に想いを寄せる「同窓会」』モデル化事業、A 放射線への取組、B再生可能エネルギー:カエデの種型風車の開発の3つをピックアップして紹介します。

南東北三大学連携災害復興学市民講座 (2013.01)

福島大学、宮城教育大学及び山形大学の南東北三大学が連携して、災害復興学という新しい分野の確立を目指した災害復興学推進事業を実施しています。この一環として、災害復興学について広く市民にお知らせするとともに、地域における復興の課題を語り合うために、南東北三大学連携市民講座(福島会場)を開講しました。

“福島を知る”短期留学プログラム「Fukushima Ambassadors Program」第2回開催 (2013.01)

福島大学と協定大学であるアルバニー大学(アメリカ、ニューヨーク州)から交換留学生9名を特別聴講生として受け入れ、大学間連携事業としてアカデミア・コンソーシアムふくしま参加校と共に短期留学プログラム「Fukushima Ambassadors Program」を開催します。プログラムの趣旨は、本やインターネットでは知る事の出来ない東日本大震災と原発事故に関する「生きた知識」を、参加学生に学習してもらうことであり、福島県県内の被災地域の住民と交流をしながら、被災地の視察や、復興ボランティア、風評被害に関する調査や、会津地方での文化体験などに参加をします。

放射線(能)測定のスキルアップ!〜放射線測定従事者研修会〜 (2012.11、12)

うつくしまふくしま未来支援センターは、一般の方向けに、放射線についての知識を深め、放射線測定の技術向上を図ることを目的とした研修会を開催しました。

東日本大震災に関する資料寄贈のお願い (2012.11〜)

福島大学附属図書館では、本学で行われている数々の活動の記録を保存すべく、「東日本大震災に関わるあらゆる資料」を収集しております。避難所で使用したメモ、講演会のチラシ・ポスター・レジュメ、震災関係を扱った授業の資料などから、報告書のような冊子体やPDF等の電子データまで、本学における東日本大震災の様々な記録を収集・保存し、電子的に公開可能なものはリポジトリへ掲載するなど、大学における取り組みを広く後世に伝えたいと考えております。

「ふくしまの想いを届けよう!福島大学 教育支援&復興マルシェin文部科学省」を開催(2012.11)

福島大学は文部科学省と共同で、平成24年11月に文部科学省庁舎前「霞テラス中央ひろば」において、「ふくしまの想いを届けよう!福島大学 教育支援&復興マルシェin文部科学省」と題したイベントを開催し、霞ヶ関をはじめとした首都圏へ向けた広報として、「復興マルシェ」「教育支援プレゼン報告」「活動パネル展示」を開催しました。

福島大学「あぶくま学生支援基金」発足 (2012.10〜)

行政政策学類が設立した「福島大学あぶくま学生支援基金」は、前身の行政社会学部及び行政政策学類の卒業生からなる同窓会「阿武隈会」からの出資金1,000万円をもとに、東日本大震災後の福島大学生による諸活動、たとえば、ボランティア活動をはじめとした各種社会活動や、自主的な学びを財政的に支援することを目的としています。

“福大生presents”福島の『今』を感じよう!「街なかマルシェ」 (2012.10)

経済経営学類 小山良太ゼミナールでは、2008年から「街なかマルシェ(=青空市)」というイベントを開催してきました。6次産業化や地産地消を目的とし行ってきましたが、原発事故を受け、2011年からは、復興と福島県農業の正しい情報の発信を目的に「復興マルシェ」と題し、イベントを開催しています。生産者と消費者が語り合える場を設けたり、放射能検査デモンストレーションも行ったりと、福島県農業について理解も深められます。

書籍『放射能汚染からの食と農の再生を』をうつくしまふくしま未来支援センター教員が刊行 (2012.10)

福島原子力災害の農業への影響を整理しながら、チェルノブイリ事故の経験をベラルーシ共和国に学び、その意義を検証しながら、日本の課題と展望を論じています。

『郷土に想いをよせる「同窓会」』モデル化事業の実施 (2012.10〜)

東日本大震災及び原発事故に伴い、被災地域の多くの子どもや保護者が県内外へと避難し、郷土に想いをよせることが「夢」として語られる現状にあります。当事業は、今一度、郷土の良さを感じたり見つめ直したりすることができるような「同窓会」を実施し、これをモデル化し県内各市町村へ提供するものです。

新規授業「災害復興支援学」10月より開始! (2012.10〜)

平成24年10月より「災害復興支援学」(共通教育科目・総合科目)を新規開講します。このような科目を立ち上げた背景として、東日本大震災からの復興を進めるにあたり、大学はそれをどのように支援できるのだろうか?との課題設定があります。本授業では「うつくしまふくしま未来支援センター」の研究者が中心となり、様々な復興支援の姿を伝えたいと考えています。この講義を受けた学生が新たな支援者となることを期待します。

「体感!ふくしまの大学」見学ツアーの実施 (2012.10〜)

原発事故がもたらした「風評」により、福島県内高校卒業生の県外への進学増加傾向、及び県外高校の受験生が福島県内への進学を躊躇する傾向が生じている可能性があります。本事業はこうした傾向に歯止めをかけるべく、地域にある大学等が連携し、県外高校の関係者を本県に招き、県内の高等教育機関の現状と復興に向けた姿勢をアピールすることにより、いわゆる風評被害の払拭に寄与することを目的としています。

福島大学の“今”を伝えるメッセンジャープロジェクト (2012.08〜)

福島大学の在学生がメッセンジャーとして出身高校を訪問し、福島大学の状況、自分の学生生活などについて、教師や後輩たちに話すことにより、福島大学を身近に感じてもらうプロジェクトです。福島大学への興味を持ってもらい、ひいては福島大学を受験してみようという気持ちにつながることを期待しています。

うつくしまふくしま未来支援センター(FURE)サテライト施設における復興支援活動 (2012.08)

うつくしまふくしま未来支援センターでは、震災・原発事故等により大きな被害を受けた相双地区における支援活動を推進する拠点として、南相馬市と川内村に支援サテライト施設を置き、地元の支援ニーズの把握とそれに基づく復旧・復興支援活動に取り組んでいます。このたび、川内村に設置したサテライトにFURE職員3名を配置し、川内村民の帰還に向けた支援活動の取り組みを充実することといたしました。

福島を感じて考えるスタディーツアー『スタ☆ふく』プロジェクト (2012.08〜)

JASP(全国学生プロジェクト)による1泊2日のツアー企画です。【水産・漁業】(いわき市) 、【観光】(喜多方市)、【農業】(二本松市)の3つのテーマが設定されており、各ツアーとも地元の方々との交流を大切にし、その地域の現状がわかるようなプログラムになっています。最後にはワークショップの時間を長めに設け、現地の一助となるようなアイデアの創出を試みます。

福島県全域を対象とした乳幼児の保護者と幼児の心理的ストレス調査の結果報告 (2012.07)

福島大学子どもの心のストレスアセスメントチームはこれまで福島県の中通りの児童、園児とその保護者を対象に2回のストレス調査を実施し、低年齢児にも高いストレス反応があらわれていることを報告しました。今回の調査では、3歳児と1歳6か月児、および生後4か月、1歳6か月、3歳の子どもをもつ保護者を調査の対象とし、どの年齢までストレスの影響が及んでいるのかを分析しました。調査対象を福島県全体とし、不安やストレスの高さを県内の地域間で比較し、また放射線量と不安やストレスの高さとの関係も分析しました。

人間発達文化学類と伊達市教育委員会が連携・協働に関する協定を締結 (2012.07)

この協定は、相互における教育の発展と教育水準の向上を図ること及び現代的教育課題に対応することを目的としており、それぞれが有する人材、知的資源、諸施設の活用を通して、相互に一層の連携・発展を図っていきます。

福島大学の取り組みの最新情報(災害復興学に向けて、学生活動など)【平成24年7月版】 (2012.07)

東日本大震災後、福島大学は被災地の大学として、何ができるのか、何をすべきかを考え、地域に出て取り組んできました。災害から学ぶ、復興を支援する、地域の活力を支える、確かな力を持った人材を育成する、今、ここでしか学べないことを福島大学は提供していきます。

福島大学附属図書館に「震災関連資料コーナー」を設置 (2012.07)

附属図書館では今回の震災関係の資料をはじめ、災害・原発・ボランティアを中心とした資料を収集し、特設コーナーに配置して皆様にご利用いただいてまいりました。この特設コーナー資料に加え、平成23年度末には本学うつくしまふくしま未来支援センターと協働し収集することができた約1,400点の関連資料を、平成24年度より新たに「震災関連資料コーナー」として開架閲覧室1階に配置しました。

福島大学と湯川村及び湯川村議会は相互友好協力協定を締結 (2012.07)

この協定は、福島大学と湯川村及び湯川村議会が、地域産業・文化の振興、定住及び二地域居住促進、再生可能エネルギー等について、相互に連携・協力を図っていくことを目的としています。

経済経営学類 小山良太ゼミナール「ふくしま復興!七夕マルシェ」を開催 (2012.07)

経済経営学類小山ゼミでは、4年前から「街なかマルシェ(=青空市)」というイベントを開催してきました。6次産業化や地産地消を目的とし行ってきましたが、原発事故を受け、昨年から復興と福島県農業の正しい情報の発信を目的に「復興マルシェ」と題し、イベントを開催しています。生産者と消費者が語り合える場を設けたり、放射能検査デモンストレーションも行ったりと、福島県農業について理解を深められるイベントです。

経済経営学類と一般社団法人志友会とのコラボレーションによる無料公開講座「福島起業塾」を開講! (2012.06〜)

福島は震災被害の中でも特に放射能という目に見えない脅威に晒され、それは今後の日本にとっても最も長期に渡る震災被害であると言えます。この問題に対し前向きな解決策をいち早く示していく姿勢こそ、日本の明るい未来創造に最も必要なことなのではないかと考えます。それらの考えをベースに、この福島を起点に育っていく次世代に対して、未来をどう捉え、どんな取り組みをすべきかを具体的に考えさせ、彼らが積極的にアクションしていける“きっかけ”を創り出すのが今回の講義の役割です。

短期留学プログラム「Fukushima Ambassadors Program」を初開催 (2012.06)

協定大学であるミドルテネシー州立大学(アメリカ、テネシー州)との短期留学プログラムが開催されました。本プログラムの趣旨は、本やインターネットでは知る事の出来ない東日本大震災と原発事故に関する「生きた知識」を、プログラム参加学生(10名)に学習してもらうことです。参加学生は、福島県と宮城県の被災地域の住民と交流しながら、被災地の視察や、両県での復興ボランティア、福島市での風評被害に関する調査ツアー、会津地方での文化体験、相馬市でのホームステイなどに参加しました。

「学生の力で世界とつながろうプロジェクト」―外から見たFUKUSHIMA、内から見た福島、君の心のふくしま― (2012.06)

震災以降、福島は世界の「FUKUSHIMA」になりましたが、福島が被った甚大な被害や人々の日常生活が正しく伝えられておらず、被災の記憶が次第に忘れ去られてしまうという課題を抱えています。次の世代の担い手である日本と世界の学生に福島のありのままの姿を見てもらい、一緒に復旧・復興のあり方を考えることを目的に、福島の学生が結集して、1週間の研修ツアーを企画・実施するプロジェクトを立ち上げました。

(独)産業技術総合研究所との連携大学院「再生可能エネルギー分野」講義開放  (2012.06〜)

共生システム理工学研究科では、産業技術総合研究所と連携し、革新的再生可能エネルギーの開発と持続的発展を支える人材育成を行う新分野「再生可能エネルギー分野」を設置しました。再生可能エネルギー開発拠点の県内創出の一助として、これらの講義を県内の関係企業へ開放しています。

行政政策学類学生企画科目 来福人プロジェクト〜福島に人を呼び込むためには?外国人の視点から考える〜 (2012.05〜)

「国外との繋がりを強固にすることが福島の復興を大きく加速させるのではないか」という考えのもと、「来福人プロジェクト」は平成24年5月から、福島大学行政政策学類の学生企画科目として大学より認定を受け、「福島の外国人」に焦点を当てて活動をしています。彼らの考えを知り、新しいアイデアや視点を発見して福島の復興に繋げていこうと考えています。

【避難中の小・中学生対象】遊びと学び教室〈未来のたね〉土曜子どもキャンパス (2012.04〜)

うつくしまふくしま未来支援センターと人間発達文化学類では4月〜8月までの計8回にわたって「土曜子どもキャンパス in 福島大学」を実施しました。この子どもキャンパスには、離れ離れになってしまった仲間との「再会の場」としての機能と、「集中・没頭を生み出せる場」としての役割があります。

野村證券株式会社と「震災復興に関する連携協力協定」を締結 (2012.04)

うつくしまふくしま未来支援センターが取り組む震災並びに原発事故災害からの復旧・復興に向けた支援活動を推進するため、野村證券株式会社と「震災復興に関する連携協力協定」を締結しました。