○福島大学大学院共生システム理工学研究科規程

平成20年3月31日

(趣旨)

第1条 福島大学大学院共生システム理工学研究科(以下「研究科」という。)学生の履修等に関する事項は、福島大学大学院学則(昭和51年5月25日制定。以下「学則」という。)に定めるもののほか、この規程の定めるところによる。

(目的)

第2条 研究科は、「共生」のシステム科学という新たな枠組みの中で、21世紀の課題解決に向けた広範で多様な研究・教育を行い、地域に貢献できる人材と実践的な力を有する高度専門職業人・研究者を育成することを目的とする。

2 研究科の各専攻の目的は、次の各号に掲げるとおりとする。

 共生システム理工学専攻 人・産業・環境が共生する社会を構築するために必要な課題に中長期的視点で総合的に取り組むことができ、獲得した知見を社会の課題解決に活用できる人材と実践的な力を有する専門職業人を育成する。

 環境放射能学専攻 人工および天然放射性核種の、計測、モニタリング計画、制御、予測、評価などに中長期的視点で総合的に取り組むことができ、環境防護、予測評価、環境修復、廃炉、中間貯蔵、浄化などの分野に貢献するとともに、その知見を社会の課題解決に活用できる人材と実践的な力を有する専門職業人を育成する。

(入学者の選考)

第3条 学則第13条に規定する入学者の選考は、学力試験等の結果に基づき、研究科委員会の議を経て研究科長が行う。

(所属コース又は領域)

第4条 学生は、博士前期課程にあっては学則第5条第3項に規定するコース、博士後期課程にあっては学則第5条第4項に規定する領域のいずれかに所属しなければならない。

2 コース又は領域の所属は、入学後に決定する。

(研究指導教員)

第5条 学生には、研究指導教員を定める。

2 研究指導教員の決定は、研究科委員会が行う。

(履修方法)

第6条 学生は、所属する専攻及びコース又は領域に応じ、別に定める授業科目のうちから、別表1別表2別表3又は別表4に定める履修基準により、履修しなければならない。ただし、学則第25条第1項及び第2項のただし書により在学期間が短縮された者及び学則第25条の2第1項の規定により在学期間が短縮された者は、別に定める履修年次によらず履修することができる。

(学類等の授業科目の履修)

第7条 研究指導教員が必要と認めたときは、博士前期課程にあっては学類の授業科目を履修することができる。この場合において、修得した単位は、前条に規定する履修基準に基づく単位数には含めない。

2 研究指導教員が必要と認めたときは、博士後期課程にあっては博士前期課程の授業科目を履修することができる。この場合において、修得した単位は、前条に規定する履修基準に基づく単位数には含めない。

(履修計画)

第8条 学生は、入学後、所定の期間内に研究指導教員の指導を受けて、研究課題を決定しなければならない。

2 学生は、あらかじめ研究指導教員の指導によって当該年度内に履修する授業科目を選択し、所定の期日までに履修登録をしなければならない。

(教育方法の特例)

第9条 研究科における授業及び研究指導は、学則第18条の2の規定に基づき、研究科委員会が特に必要と認める場合に限り、夜間その他特定の時間又は時期に行うことができる。

(試験)

第10条 授業科目の試験は、学期末又は学年末に行う。

2 病気その他やむを得ない事情により前項に規定する試験を受けることができなかった者については、追試験を認めることがある。

(成績)

第11条 授業科目の試験又は研究報告等の成績は、S、A、B、C及びFの5段階で評価し、S、A、B及びCを合格、Fを不合格とする。

(学位論文)

第12条 学位論文は、研究指導教員の指導を受けて、指定の期間内に提出しなければならない。

(最終試験)

第13条 最終試験は、所定の単位を修得中又は修得済みで、かつ、学位論文を提出した者について、口述又は筆記により行う。

2 最終試験の評価は、合格又は不合格とする。

(規程の改正)

第14条 この規程を改正するときは、研究科委員会の議を経なければならない。

(雑則)

第15条 この規程に定めるもののほか、学生の履修等に関し必要な事項は、研究科委員会において定める。

この規程は、平成20年4月1日から施行する。

1 この規程は、平成22年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程第4条、第7条、第11条、第13条、別表1及び別表2の規定は、平成22年度入学生から適用し、平成22年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

1 この規程は、平成23年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程別表1の規定は、平成23年度入学生から適用し、平成23年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

この規程は、平成23年10月1日から施行する。

この規程は、平成24年4月17日から施行し、平成24年4月1日から適用する。

この規程は、平成26年3月12日から施行し、平成25年4月1日から適用する。

この規程は、平成26年3月12日から施行し、平成25年10月1日から適用する。

1 この規程は、平成27年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程別表1の規定は、平成27年度入学生から適用し、平成27年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

1 この規程は、平成28年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程別表1の規定は、平成28年度入学生から適用し、平成28年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

この規程は、平成28年4月1日から施行する。

この規程は、平成29年4月1日から施行する。

1 この規程は、平成30年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程別表1の規定は、平成30年度入学生から適用し、平成30年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

1 この規程は、平成31年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学共生システム理工学規程の規定は平成31年度入学生から適用し平成31年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

1 この規程は、令和2年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程別表1の規定は、令和2年度入学生から適用し、令和2年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

1 この規程は、令和3年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程第4条、第7条第1項、同条第4項、第13条、別表1、別表5及び別表6の規定は、令和3年度入学生から適用し、令和3年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお、従前の例による。

この規程は、令和3年5月12日から施行し、令和3年4月1日から適用する。

1 この規程は、令和4年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程別表1の規定は、令和4年度入学生から適用し、令和4年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお従前の例による。

1 この規程は、令和5年4月1日から施行する。

2 この規程による改正後の福島大学大学院共生システム理工学研究科規程第4条、第6条、第7条、別表1、別表2、別表3及び別表4の規定は、令和5年度入学者から適用し、令和5年3月31日から引き続き在学する者にあっては、なお従前の例による。

別表1

履修基準(共生システム理工学専攻博士前期課程)

科目区分

専門性重視型

学際性重視型

大学院基盤科目

必修2単位

必修2単位

専攻基盤科目

必修2単位

専門科目

イノベーション・コア

必修2単位

プロジェクト研究

必修6単位

自専攻科目

必修4単位、選択10単位

必修4単位

他専攻科目

選択4単位

特別演習

必修6単位

必修4単位

特別研究

必修8単位

必修4単位

自由選択科目

選択2単位

最低修得単位数合計

30単位

30単位

別表2

履修基準(共生システム理工学専攻博士後期課程)

区分

基準

単位数

必修

共通科目に含まれる授業科目のうち共通科目A「共生システム特別講究」2単位、所属する領域の「専門科目」5科目10単位、「特別研究」6単位、計18単位修得

18単位

選択必修

共通科目に含まれる授業科目のうち共通科目B(「共生数理システム特別実践演習」「共生環境システム特別実践演習」のうち所属する領域の1科目必修)

2単位

最低修得単位数合計

20単位

別表3

履修基準(環境放射能学専攻博士前期課程)

科目区分

専門性重視型

学際性重視型

大学院基盤科目

必修2単位

必修2単位

専攻基盤科目

必修2単位

専門科目

イノベーション・コア

必修2単位

プロジェクト研究

必修6単位

自専攻科目

必修10単位、選択4単位

必修4単位

他専攻科目

選択4単位

特別演習

必修4単位、選択2単位

必修4単位

特別研究

必修8単位

必修4単位

自由選択科目

選択2単位

最低修得単位数合計

30単位

30単位

別表4

履修基準(環境放射能学専攻博士後期課程)

区分

基準

単位数

必修

応用科目

8単位

講究科目

6単位

選択必修

基礎科目

6単位

最低修得単位数合計

20単位

福島大学大学院共生システム理工学研究科規程

平成20年3月31日 種別なし

(令和5年4月1日施行)

体系情報
福島大学規則集/第8編 教務及び学生指導/第1章
沿革情報
平成20年3月31日 種別なし
平成22年3月31日 種別なし
平成23年3月31日 種別なし
平成23年9月28日 種別なし
平成24年4月17日 種別なし
平成26年3月12日 種別なし
平成26年3月12日 種別なし
平成27年3月27日 種別なし
平成27年11月18日 種別なし
平成28年3月30日 種別なし
平成29年3月27日 種別なし
平成30年3月14日 種別なし
平成31年3月19日 種別なし
令和元年12月13日 種別なし
令和3年3月26日 種別なし
令和3年6月4日 種別なし
令和4年3月18日 種別なし
令和5年3月6日 種別なし