【福島大学 共生システム理工学類 八代研究室 Ag+商品開発プロジェクト】高濃度銀イオン水を用いたニキビ用美容液「銀の雫」の商品化
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■商品の概要
銀イオン水には殺菌効果があり、特にニキビの原因菌であるアクネ菌と黄色ブドウ球菌への殺菌効果については、福島県立医大の研究により濃度30〜40ppm以上の銀イオン水で完全な殺菌効果があることが判明しました。それを基に美容液の商品開発を進め、試作品を今年2月の定例記者会見で発表しています。さらに改良を重ね、今回の商品化に至りました。
美容液の成分は、銀イオン水のニキビ菌への効果を最大化するために、添加物を保湿効果のあるスクワランとトレハロースの2種類に絞りました。スクワランは肌にもともとある成分で浸透性もあり、刺激も少なく安心してお使いいただけます。
商品の評価や需要の有無などを分析するため、被験者にアンケート調査も実施しました。集計した結果、美容液としての品質や使い心地も良いという回答を多く頂きました。十代半ばから二十代半ばのターゲット層に合わせた価格に設定し、商品名の決定やラベルデザインに至るまで学生が手がけています。
■プロジェクトについて
協力企業の潟eルフが新技術によって80ppm以上の高濃度銀イオン水の精製技術を確立したことを受け、その新技術を活用した商品開発をゼミ活動の一環として行うプロジェクトが始動しました。産学連携による企業と大学生とのコラボにより美容液を開発し、商品化に至るまでの一連の作業を実践することを目的としています。
■お問い合わせ
【販売に関して】松井商事:048-958-1118
■参考リンク
- 第11回(H23.2.2)定例記者会見資料:http://www.fukushima-u.ac.jp/press/H22/pdf/11_02.pdf
- 第26回(H23.12.7)定例記者会見資料:http://www.fukushima-u.ac.jp/press/H23/pdf/26_02.pdf