福島大学TOP >> 自由で自律的な学びを重視する人材育成大学・福島大学プラン2015

■ 自由で自律的な学びを重視する人材育成大学・福島大学プラン2015
   ― 地域に根ざし、世界に羽ばたく ―

地域に存在感ある福島大学

福島大学は、2004年に設置形態を国立大学から国立大学法人に変更するとともに、教育研究組織を学部学科制から学群学類学系制への編制替えにより、広い視野と豊かな創造力を有する専門的職業人を育成することを目指して、人間発達文化学類・行政政策学類・経済経営学類・共生システム理工学類という4つの学域を創設し、少人数教育を基本とする自己デザイン領域・共通領域・文理融合型専門教育領域等のカリキュラムを整備することで、全国的にも挑戦的な地方大学として注目を集めている。

福島大学は、20世紀初めより福島県及び東北・北関東など東日本を中心とし、教員・公務員・経済人など地域社会及び産業界の発展の中心的な担い手を育成し、人材育成大学として大きな信頼を得てきているが、今後、理工学域から科学技術者を送り出すことで、地域社会及び産業界の総合的発展に貢献できるものと大きく期待されている。また、多くの外国人留学生の受け入れや、国際的な学術・学生交流協定に基づく学生及び教職員の交流は、グローバル時代の人材育成に幅と深みをもたらしている。

福島大学は、人文社会科学系の研究分野において多くの学術研究を発表しているだけなく、教育実践総合センターの流れを汲む総合教育研究センターや東北経済研究所以来の伝統を持つ地域創造支援センター、生涯学習教育研究センターなどにおいて、地域社会経済と密着した研究が息づいており、こうした研究の蓄積は地域社会における知の拠点、文化の拠点を形成するとともに、地方自治体の政策形成や生涯学習、福利厚生にも寄与し、地域社会から「福大」の愛称で厚い信頼を得ている。

基本目標2015

21世紀において、福島大学は「グローカル・ユニバーシティ」として、地域社会に根ざしつつ世界に羽ばたくことのできる人材を育成すること、及び世界に発信するとともに地域社会発展のための学術文化拠点としての強化などが、これまで以上に求められることになる。

福島大学の2015年に向けての基本目標は、創造力の源泉である「自由で自律的な学び」を推進しつつ、多面的多元的な人材育成の要望に的確に応えることができるように、学士課程から大学院博士課程までの教育研究体制を整備・確立することである。

重点目標2015

大学院の創設・充実

理工学群に大学院博士課程を新設し、地域社会に存在感ある教育研究を遂行し、地域社会や産業界との信頼協力関係を確立する。同時に福島県における高等教育機関の教育研究を牽引する役割を引き続き果たすためにも、人文社会科学系大学院博士課程の設置を欠かすことはできない。

教育の質の向上

教育重視の人材育成に向けた教育の「質」の保証として「福大-スタンダード」を確立する。このためには、主体的学習・少人数教育を系統的に組むとともに、全学生が身に付けるべき教育水準の構築や国際交流協定校との交流を促進し、加えて学内外での学生の能力を飛躍的に向上させた教育経験に学びつつ教員の授業力や教育力の向上を図る。

特色ある研究の推進

特色ある分野での研究水準をさらに向上させる。本学は、環境問題・社会福祉・産業おこし等の地域づくりにかかわる分野に特徴があるが、今後、各学域・各学系が連携する地域問題解決型の文理融合研究を推進する。そのためには、これまで以上に産官民学の地域連携と国際学術交流を活発化する。

地域連携の強化

在学生及び卒業生に「福大」プライドとアイデンティティを醸成し、市民・地域に一層開かれた大学を目指す。学内外の連携は、これまで同窓会が中心となっていたが、今後、教育・研究・人材・諸施設などに在学生や受験生や卒業生だけでなく、広く一般市民が気軽にアクセスでき、相互に連携・協力が可能となる仕組みをつくる。