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「イエローポプラ」と「けやき」の記念植樹を行いました

― 米ノースカロライナ大学チャペルヒル校から「イエローポプラ」の苗木寄贈 ―

米ノースカロライナ大学チャペルヒル校から福島大学へ、イエローポプラの苗木が贈られ、11月2日に中央広場において、入戸野修学長、新谷崇一副学長(地域連携担当)、六ヶ所康子学生課主任(留学生支援担当)で記念植樹を行いました。

米ノースカロライナ大学チャペルヒル校は、戦争直後、原爆で被爆した広島大学に対し樹木や書籍を寄贈し、それから60年にあたる今年2月に、広島原爆の記憶を残すため、被爆瓦の収集・贈呈などの活動をしている広島大学大学院生が被爆瓦の破片を同校に贈っています。その直後の3月に福島で原発事故が起こり、「同じ日本で原発事故に見舞われた福島大学が、一日も早く復興することを祈念する。」との思いから、同校を代表するイエローポプラと書籍が寄贈されました。

入戸野学長は、「イエローポプラは寿命が長く何百年も大学を見守ってくれる。福島の記憶を風化させないようにしたい。」「今後はノースカロライナ大学との学生交流や学術交流も検討していきたい。」と話していました。

米ノースカロライナ大学チャペルヒル校から「イエローポプラ」の苗木寄贈
中央広場での植樹
(左から新谷副学長、入戸野学長、六ヶ所主任)

― 日立キャピタル社友会から「けやき」の寄贈 ―

11月22日教職員・同窓会等の関係者が見守る中、福島大学経済経営学類棟前に、眞田哲也経済経営学類長、花房正義日立キャピタル社友会理事長、永倉禮司福島信陵会会長の鍬入れにより、復興を祈念した「けやき」の植樹が行われました。

この「けやき」は、今年3月の東日本大震災において甚大な被害を被った福島県及び福島大学の復興を祈念して日立キャピタル社友会から贈られたもので、けやきは福島県の木にもなっています。

日立グループには、福島大学の歴代卒業生が300人を超えており、日立信陵会として親睦を深めています。その中でも経済経営学類及び経済学部の卒業生が中心的な存在となっていることから、経済経営学類棟前に植樹することとなったものです。

植樹に参加した方々からは、「太く、大きく成長して、復興や絆の象徴となってほしい。」との声が寄せられていました。

日立キャピタル社友会から「けやき」の寄贈
経済経営学類棟前での植樹
(左から永倉会長、花房理事長、眞田学類長)