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福島大学トピックス

福島大学をエスエス製薬がサポート

  • 福島大学「うつくしまふくしま未来支援センター」を通じ、“健康と元気”をテーマとした復興支援を実施
  • 福島大学が、民間企業からのサポートを得て復興支援を推進する初めての取り組み
  • 栄養ドリンク剤「エスカップ」製品の売上の約5%(2億円以上予定)を復興支援金に

国立大学法人福島大学(福島県福島市 学長:入戸野修)は、エスエス製薬株式会社(東京都中央区 代表取締役社長:塩野 紀子)からのサポートを受けて、主に“健康と元気”をテーマとする復興支援の活動を推進することとなりました。

当大学はエスエス製薬が製造・販売するドリンク剤「エスカップ」の売上の一部を復興の支援金として活用し、復興支援金の総額は2012年3月末までの売上の約5%(2億円以上)を予定しています。本活動では、エスエス製薬の“福島県で望まれている復興支援を”という願いの実現を目的として、今年の4月に設立された福島大学「うつくしまふくしま未来支援センター」が中心となり、福島県内の教育機関やNPO法人などにも協力を得ながら、具体的な支援活動を今後決定していきます。

なお、福島大学の中長期的な復興支援の取り組みに対し、民間企業のサポートを受けながら推進するのは、今回の活動が初めてです。

■復興支援金について

2011年5月から新たなパッケージとして製造されている「エスカップ」製品の、2012年3月末までの売上の約5%(およそ2億円以上を予定)を復興支援金とします。復興支援金の累積金額は、エスエス製薬 ホームページ http://www.ssp.co.jp/ で随時公開していく予定です。

■「エスカップ」による福島地域の復興支援について

エスエス製薬は1978年から約30年間、福島県の工場で栄養ドリンク「エスカップ」の製造を続けてきました。東日本大震災の影響により同工場の操業を停止せざるを得ず、2011年5月から奈良県の提携先工場にて製造を再開することになりましたが、福島工場の操業開始以来エスカップを共に育てていただいた福島地域の復興のお役に立ちたく、今回の活動を開始する運びとなりました。

■福島大学「うつくしまふくしま未来支援センター」

福島大学が現有する“環境”“地域政策・産業”“教育・心理学”に関連する各分野と、“産業復興”“放射線”“エネルギー”に関する各分野の専門家等を新たに加えた大学付置の組織です。未曾有の大地震・津波及び原発事故による災害の実態を調査・研究し、それらの成果を元にコミュニティの復旧・復興や災害に強い地域づくりを進め、“災害科学の国際的拠点”としていきます。

また、地域住民の生活と企業の生産活動を取り戻すべく、科学的なアプローチによって今回の原発事故に伴う風評被害の実態と回復のための策を検証します。地域社会の再構築を目指し、福島県や関係自治体とも協力しながら、新しい地域づくりのビジョンと方途を提案する役割を担い活動していきます。

■予定している主な活動テーマ

「健康」をテーマに、エスカップの製品コンセプトである「前向きな気持ち」を届ける活動を予定しています。具体的な支援活動は「うつくしまふくしま未来支援センター」が決定していきます。

エスエス製薬は、資金サポートの他、社員のボランティア活動、広報支援を行ってまいります。

■本プロジェクトの対象となる製品

製品名 :「エスカップ」

販売エリア :全国

価格 :153円(希望小売価格/消費税込)

内容量 :100mL

■エスエス製薬株式会社について

エスエス製薬は、すべての人々の健康を願うOTC医薬品(一般用医薬品)をお届けする製薬会社で、1765年の創業以来、健康へのニーズに応えるさまざまな製品をご提供しています。

現在は、世界の製薬企業トップ20のひとつであるベーリンガーインゲルハイム グループの一員としてコンシューマーヘルスケア事業の一翼を担い、生活者の視点に立った新しい価値の提案に取り組んでいます。今後も製品を通じ、セルフメディケーションを支え、ひとりひとりの笑顔あふれる生活に貢献してまいります。詳しい情報は エスエス製薬 ホームページ http://www.ssp.co.jp/をご覧ください。

なお、ベーリンガーインゲルハイム グループは、被災地・被災された方々への支援としてグループ会社及び同社員から、義援金寄付と医薬品の無償提供を合わせて総額2億4,000万円相当の支援を実施させていただきました。

■お問い合わせ

福島大学 地域連携課 

024-548-8012