福島大学トップ熊本地震で被災された皆様へ福島大学熊本地震対策チームの活動について
福島大学熊本地震対策チームの活動について
     ここでは、熊本地域において実施しましたチームの活動について報告します。

第1次(2016年4月22日~24日)|第2次(2016年4月29日~5月6日)|第3次(2016年5月1日~3日)|第4次(2016年5月12日~14日)

第5次(2016年5月31日~6月3日)|第6次(2016年7月2日〜7月7日)|第7次(2016年9月22日〜9月23日)


第7次(2016年9月22日〜9月23日)

対応者:鈴木庸裕 人間発達文化学類教授、岡部睦子 大学院人間発達文化研究科1年、郡山市教育委員会スクールソーシャルワーカー
 

九州ルーテル学院大学において、熊本県内のスクールソーシャルワーカーや学生・教職員等の学校関係者を対象に研修を行いました。鈴木教授が福島での学校支援や地域生活支援活動の教訓を基に課題提起を行ったほか、岡部さんからは現職のスクールソーシャルワーカーとして福島での自らの実践経験を紹介し、熊本地震で必要な取り組みついて意見交換・グループ討議を行いました。
また、合志市役所、合志市教育委員会等の教育関係職員や九州ルーテル学院大学の岩永教授と面会し、合志市の教育活動や児童福祉、子育て支援等の現状や課題の改善に向けて福島での経験・知見の提供を行いました。

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第6次(2016年7月2日〜7月7日)

対応者:初澤敏生 FUREセンター長、天野和彦 FURE特任准教授、鈴木庸裕 人間発達文化学類教授
 

九州ルーテル学院大学において、スクールソーシャルワーカー等の教育関係者を対象に、熊本地震後の中長期的に必要となる取り組み等について鈴木教授が講演を行ったほか、 熊本県教育委員会、菊池市や上益城町の教育事務所を訪問し、児童・生徒をケアする教育関係者に対する支援の在り方について意見交換・協議・提案を行いました。

また、初澤センター長と天野特任准教授が西村博則益城町長に義援金を贈呈するとともに、今後の地域づくり・まちづくりの課題を伺い、福島大学が実施可能な支援についての懇談を行いました。

熊本学園大学のボランティアセンター準備室では、センター立ち上げにおける課題や解決方法を東日本大震災での経験をもとに助言・提案を行ったほか、おひさまカフェの活動メンバーにはカフェ運営や被災者支援の方法について助言・指導を行いました。
※おひさまカフェ…熊本学園大学の学生が益城町保健福祉センターで実施している避難所カフェ

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第5次(2016年5月31日~6月3日)

対応者:天野和彦 FURE特任准教授、北村育美 ふくしま未来学推進室地域コーディネーター、佐々木敬規 FURE事務室主事
 

前回同様、内閣府からの要請に基づき、支援活動を実施しました。

熊本市内の避難所を回り足湯ボランティアを行ったほか、熊本大学、熊本学園大学の学生に足湯ボランティアの実施方法について指導を行いました。

また、菊池市の江頭市長と面会し、天野特任准教授が田中尚人熊本大学政策創造研究教育センター准教授と共に、住民参加型の町づくりについて提案を行いました。

この他、御船町南田代地区で行われた「今後の生活再建に関するミニ相談会」に参加し、中山間地域の被災者が抱える課題についての助言や、熊本日日新聞社で災害時にマスコミに求められる社会的役割についての講演を行いました。

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第4次(2016年5月12日~14日)

対応者:天野和彦 FURE特任准教授、筒井雄二 共生システム理工学類教授、内村等 人間発達文化学類支援室長
 

内閣府からの要請に基づき、支援活動を実施しました。

熊本大学の田中尚人熊本大学政策創造研究教育センター准教授と打ち合わせを行い、大学による自治体への支援方法について協議・提案を行いました。その後、熊本地震・支援団体「火の国会議※」に参加するNP O、国、熊本県、益城町、益城町社協等による「益城がんばるもん会議」に出席し、災害対応や今後の活動についての情報共有を図りました。

また、避難所の自主運営への移行が課題となっており、熊本市、益城町等と情報共有・意見交換を行ったほか、益城町の避難所では自主運営に移行するための取り組みとして、被災者の交流の場(サロン)開設にむけ、熊本学園大学の学生ボランティアと活動を行いました。

内閣府より、引き続き天野FURE特任准教授の派遣依頼があり、5月下旬から第5次派遣チームによる現地での活動が予定されています。

※「火の国会議」=熊本県域(一部大分県含む)で活動しているNPO/NGO等の連携会議

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第3次(2016年5月1日~3日)

対応者:初澤敏生 FUREセンター長、本多環FUREこども支援部門特任教授
 
 

被災地の子どもに対する支援のあり方を探ることを目的として、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、宇土市教育委員会を訪問しました。

各委員会で情報収集を行うとともに、FUREが協力できる支援などについて説明をしました。

また、熊本県立宇土高等学校・中学校を訪問しました。

同校は昨年福島に修学旅行で訪れ、その際にFUREにも訪問していただきました。

その縁で、伊達市立伊達中学校が義援金を集め、本多特任教授が代行してそれを手渡し、大変感謝されました。

同校は今年も福島に修学旅行に訪れたいとしており、今後の交流が深まることが期待されます。

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第2次(2016年4月29日~5月6日)

対応者:天野和彦 FURE特任准教授、斎藤栄一 事務局総務課副課長
 

 

熊本学園大学からの依頼に基づき、天野和彦特任准教授と斎藤栄一総務課副課長が支援活動を実施しました。

熊本学園大学の避難所支援体制の整備に協力するとともに、熊本県内の避難所アセスメントを実施しました。

また、宇城市保健福祉センターから福祉避難所開設に関する相談を受け、熊本学園大学の学生ボランティアと共に福祉避難所の設置作業を行いました。

この様子は5月4日の「NEWS−ZERO」で全国放送されました。

この他、菊池市長からの協力依頼を受け、バックアップ拠点設置に関するアドバイス等を行いました。

この活動は現地でも高く評価され、内閣府より、引き続き天野特任准教授の派遣が依頼されました。

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第1次(2016年4月22日~24日)

対応者:初澤敏生 うつくしまふくしま未来支援センター(以下「FURE」)センター長、天野和彦 FURE地域復興支援部門特任准教授、
     丹波史紀 行政政策学類准教授
 

 

 

熊本大学を訪問し、大学の被災状況と学内に開設されている避難所の視察を行い、状況を把握しました。

その後、熊本学園大学を訪問し、対応状況の説明を受け、学内に開設されている避難所を視察しました。

この際、福島大学の危機管理マニュアルの提供を依頼されるとともに(帰福後提供)、天野特任准教授の派遣依頼を受けました。

その後、熊本市役所総務企画課、熊本市社会福祉協議会、熊本県庁、御船町役場、西原村社会福祉協議会を訪問し、FUREが協力できる支援活動について説明しました。

第1次の訪問にあたっては、九州大学総務部長根本幸枝氏に同行いただき、多大なご支援を頂戴しました。

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